楽天三木谷氏が語る「AI」×「モバイル」の未来像 「楽天モバイルAIアシスタント2.0」も展開予定(3/3 ページ)

» 2024年08月02日 08時48分 公開
[房野麻子,ITmedia]
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法人のDX化、仮想化ネットワークの世界展開に取り組む

 楽天モバイルは法人市場にも参入している。三木谷氏は「楽天市場の売り上げを上げるだけじゃなくて、もう一歩踏み込んで、DXのお手伝いをしていこうと思っている」と発言した。

 そのために用意したのが「最強プラン ビジネス」。法人携帯を使ってもらいながらトリプル20の実現を支援するという。事例として紹介した木下グループでは、楽天モバイルから8000台のスマホを導入している。また、OpenAIの最新モデルを搭載した法人向けのAIチャットサービス「Rakuten AI for Business」を提供予定であることも紹介した。

楽天モバイル 法人向けのAIチャットサービス「Rakuten AI for Business」が提供予定

 三木谷氏は、今回のキーノートの構成やネタのいくつか(人間の脳細胞の数、世界でネットワークにつながっているデバイス数、CPUの数など)をAIから抽出したという。「スタッフの一人一人、仕事の内容に関わらず、AIが手元にあるということは効率を圧倒的に上げていくと思う」とAIの活用を推奨した。

 他方、楽天モバイルのネットワーク技術は、楽天シンフォニーによって世界展開されている。

 「楽天モバイルのネットワークは、世界最先端のAIベースのネットワーク。これを海外でも提供していくべく、さまざまなソフトウェアを開発し、使っていただく。そうすると世界中の人がネットワークにつながる」

楽天モバイル 楽天シンフォニーによって楽天モバイルの技術が世界に提供されている

 「言葉を選ばなくてはいけないが」と断りつつ、「今や仮想社会、仮想ネットワークは、実社会よりも重要になりつつある」と三木谷氏。「仮想経済の上に実経済があると思っている。その仮想経済を支えるのが、ニューロン部分である情報ネットワーク。その中核がモバイルネットワークであり、楽天グループはその革命を行っている」と述べた。

 「われわれとしては、世界もだけど、まずはやっぱり日本を元気にしたい」とし、「少しだけ先を見て、そこに向かって果敢に挑戦し、道を切り開いていくこと」が楽天グループの役割と語った。

 「AIによって世の中は根本から変わる。ユーザーとして本当にそう思っている。それを皆さんと共に実現していきたい」

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