米Appleは10月3日(現地時間)、「iOS 18.0.1」や「iPadOS 18.0.1」など、一連の新OSのセキュリティ更新の配信を開始した。iOSでは、「iPhone 16」シリーズのバグ修正も含まれる。
また、M4搭載「iPad Pro」ではiPadOS 18のアップデートで問題が発生したが、今回のアップデートでM4 iPadでも新OSを利用可能になる。
アップデート一覧(本稿執筆現在、日本語版はまだ更新されていない)
ここではiOS 18.0.1のバグ修正と脆弱性修正について紹介する。
以下のバグが修正される。
iPhone 16とiPhone 16 Proで、タッチスクリーンが状況によって一時的に反応しなくなることがある問題
iPhone 16 Proの超広角カメラでHDRをオフにして4Kのマクロモードビデオを録画すると、カメラがフリーズすることがある問題
共有されたApple Watchの文字盤を含むメッセージに返信すると、メッセージが予期せず終了することがある問題
一部のiPhoneモデルで、メモリ割り当ての不具合によりパフォーマンスに影響が及ぶことがある問題
次の2件の脆弱性を修正する。
「メッセージ」内の音声メッセージが、マイクのインジケータがアクティブになる前に数秒間キャプチャできてしまう可能性のある脆弱性。iPhone 16シリーズが対象
ユーザーが保存したパスワードがVoiceOverによって読み上げられる可能性がある脆弱性。iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ、iPad Pro 12.9インチ第3世代以降、iPad Pro 11インチ第1世代以降、iPad Air第3世代以降、iPad第7世代以降、iPad mini第5世代以降が対象
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