Standard Productsで550円の「Bluetoothスピーカー2 円筒型 SP」は意外と多機能 LEDライトで結構ノリノリになれる100円ショップのガジェットを試す

» 2024年10月27日 13時00分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?

 今回は大創産業の「Standard Products」ブランドの店舗において550円で販売されている「Bluetoothスピーカー2 円筒型 SP」を試した。

おことわり

 本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。


パッケージはシンプル 中身もシンプル 本体も一見するとシンプル

 パッケージは、白一色に製品写真のみの簡単なものだ。大創産業のメインブランド「ダイソー」の製品とは、少し雰囲気が違う。

 

ダイソー550円スピーカー パッケージは簡素

 中には本体の他、充電用のUSB Micro-Bケーブルと説明書が入っている。とてもシンプルだ。本体は銀色で白のスピーカーカバーが装着されており、なんとなく高級感を感じる。

ダイソー550円スピーカー 内容物は本体、USB Micro-Bケーブルと説明書のみ

 本体の底部にはUSB Standard-A端子とmicroSDメモリーカードの挿入口がある。ここにUSBメモリやmicroSDメモリーカードを差し込むと、音楽を鳴らせる(対応ファイル形式は説明書などに記載がある)。もちろん、名前の通りBluetoothでスマートフォンやPCと接続して利用可能だ。

ダイソー550円スピーカー 底部はクッションが配置されている

シンプルな見た目に反して鮮やかに光る本体

 この製品は、電源を入れてすぐにLEDがゲーミングデバイス以上に鮮やかに光る。「電源が入っている」ということを確かめるには十分過ぎる明るさで、ちょっと明るすぎるのではないかとも思う。光量を設定する機能もない。

 暗い場所で使うと、ちょっと目立ちすぎるかもしれない。

ダイソー550円スピーカー iPhone 13のナイトモードで撮影。よく光っている

音質はどう?

 音質は、率直にいうと決していいとはいえない。特に高音を再生すると割れがちだ。

 どんな曲を流してもピカピカとにぎやかに光るので、ノリノリのポップスナンバーを流してミラーボール代わりに踊りながら使ったところ、非常に楽しかった。真っ暗な寝室が一転クラブのホールに変わったようだった。

 音質が控えめな点も、ホールで流れる大音量で割れ気味な音楽にノっているようで楽しい。意外なメリットのある、使い方次第で化ける製品だと感じた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年03月13日 更新
  1. 「iPhone 16e」にまつわる7つの謎 「e」の意味は? LTE対応バンドはなぜ減った? Appleキーパーソンに聞く (2025年03月12日)
  2. 「iPad Air(M3)」の実力検証 変わらない良さと不満、刷新したMagic Keyboardの意外な効果も (2025年03月12日)
  3. 運転免許証の更新前に「マイナ免許証」を使うにはどうすればいい? 免許データの確認方法もチェック! (2025年03月12日)
  4. Huaweiよりも薄い3つ折りスマホ「TECNO PHANTOM ULTLMATE 2」実機を見た! 「期待を裏切らない価格で展開したい」 (2025年03月11日)
  5. povoは「究極的にはメイン回線」に TikTokやInstagramと提携する狙い、ローソンで「ギガ復活」の反響は? (2025年03月12日)
  6. 「iOS 18.3.2」配信 重要なバグ修正、ストリーミングコンテンツを再生できない不具合解消も (2025年03月12日)
  7. 「iPhone 16e」と「iPhone 16」は意外と違いが多い 外観やスペックの差をチェック (2025年02月20日)
  8. 3月24日からスタートする「マイナ免許証」にしない方がいい人は? メリットとデメリットをチェック (2025年02月07日)
  9. スマホの「モバイル運転免許証」を活用した実証実験 車が店舗に到着→即サービスを受けられる世界に? (2025年03月12日)
  10. 新色や謎のキーがある「Nothing Phone(3a)/(3a) Pro」にいち早く触れた 2モデルは何が違う? (2025年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2025年