
ポータブル電源などでおなじみのブルーティパワー(BLUETTI)が、米国最大級のテクノロジー展示会「CES 2025」に出展し、最新のポータブル電源および蓄電システムを発表/展示しました。
同社は業界で10年以上の実績を積み重ねていますが、2025年は「クリーンエネルギー分野の先駆者としてのアイデンティティーを再確認するために、ブランドを改良していく」と宣言しています。その真意とは一体どんなものか、そして私たち消費者は、新製品でどのような恩恵を受けられるのでしょうか。
CES 2025でBLUETTIが発表した新製品は以下の通りです。同社の製品群は第3世代のフェーズに入り、ユーザーの多様なニーズに対応すべく、さらなる改良が施されています。
アウトドアや家庭用に適したポータブル電源です。容量は最大3kWで、コンパクトなデザインと機能性を兼ね備えています。
3kWを超えるバッテリー容量を備える大型の製品です。長期間にわたるアウトドアや長時間の電力供給を必要とする業務利用などにも適しています。
専門業者による設置工事が必要となりますが、住宅や小規模事業者など、長期で安定供給が可能な大型モデルです。
CES 2025では、フラグシップの製品として、オールインワンのオフグリッド蓄電システム「Apex 300」や、大型の蓄電システム「Energy Pro 6K」の実機が初めて公開されました。
Apex 300は、容量を最大58kWhまで増やせる拡張性と、最大出力11.52kWというパワーを持っています。フルパワーで出力すれば、EVを充電できるほど強力だといいます。太陽光発電システムと組み合わせれば、最大3万720Wの入力も可能になっています。そしてアイドル時の消費電力は20Wまで抑えられており、家庭用のバックアップ電源としてはもちろんのこと、オフグリッドの蓄電システムとして活躍するでしょう。
Energy Pro 6Kは、住宅向けの太陽光発電システムやスマート配電ボックスなどと組み合わせて、住宅全体の電力を賄えるほどのパワーを持った家庭用蓄電システムです。最大5台までユニットとして接続できて、EVや発電機との双方向充電、バックアップ電源としてなど、さまざまなニーズに対応できる製品に仕上がっています。
これら2製品は2025年夏ごろに登場する予定です。BLUETTIはこれら製品が持続可能なエネルギーの未来に対するビジョンが反映されているとアピールしています。同社はこうした技術のブレークスルーを追求し続けている他、社会貢献という観点から、電力網が整っていない何百ものアフリカの家庭に電力を供給する支援を行うなど、精力的にエネルギー分野で活動を続けています。
BLUETTIは、ポータブル電源という製品カテゴリーの中にある、1つのメーカーと思いがちですが、実は110超の国と地域で展開するクリーンエネルギー事業のパイオニアという顔も持っています。
数ある製品の中から購入するものを選ぶ上で、機能やスペックなど、さまざまな観点がありますが、メーカーがどのような設計思想を持っているのか、業界でビジョンを描いているかを探ってみると、スペックには現れてこない思いが見えてくるかもしれません。
CES 2025で披露された内容を中心に、2025年もBLUETTI製品は進化を続けていきそうです。ポータブル電源やクリーンエネルギーに興味があるなら、ぜひBLUETTI製品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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提供:株式会社ブルーティパワー
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2025年1月26日