issinが睡眠/ストレス/活動量をチェックできる「Smart Recovery Ring」を発売 KDDIを通してauショップなどで販売(2/3 ページ)

» 2025年03月13日 19時45分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Smart Recovery Ring開発の背景は?

 健康管理といえば、どうしても意識的に行うものと捉えられがちだ。継続性があるかどうかは人によるが、issinの程氏は「ぐうたらでも、めんどうくさがりでも、意識せず自然と毎日健康をチェックできる」ことを理想と考えているという。

 意識せずに健康を管理できるのツールは何か――その結果生まれたのが、スマートバスマットだった。子育てをする父親であり、ベンチャー企業の経営者でもある程氏は、体重の変化を日々チェックすることが、自身と家族の健康を守る一番の方法だと知り、たった3秒で体重を把握し管理できるスマートバスマットを開発した。

 スマートバスマット には「使う人の年齢やライフステージに応じた体重管理機能を搭載してきた」という。例えば、2024年6月28日に発売した「スマートバスマット 体組成計モデル」では、導電性繊維を利用して微弱な電流を通し、体重測定だけでなくBMI/体脂肪率/内蔵脂肪レベル/筋肉量/体内年齢/基礎代謝量/体水分率/推定骨量/皮下脂肪率/タンパク質/除脂肪体重/体脂肪量/骨格筋量/ボディータイプの計15項目を測定できるようになった。

KDDI issin スマートSmart Recovery Ring KDDIでは2025年3月中旬頃から、「スマートバスマット 体組成計モデル」のINFOBARデザインを販売している

 乗るだけで体重を測定できる手軽さから利用頻度の多いスマートバスマットだが、程氏はこのデータを研究開発に役立ているとする。「ユーザーの同意を得た上で、病気を予測する研究に利用できればと考えている」からだ(程氏)。

 issinはアプリの開発にも力を入れている。ユーザーにとって重要な変化があったときには、ウェリーくんがユーザーに知らせる機能がある。例えば「最近の体重の増加が推定範囲を少し超えているようです」「肥満1度に近づいています」といったように、単なる測定だけでなく「ユーザー自身に気付きを与える」のがポイントだ。

 一方、こうしたヘルスケア分野の製品に興味を持つのは「健康意識の高い方々に限られる」と程氏は懸念を示す。その上で「日本人の睡眠時間が世界一短い」「ストレスを強く感じる人は約5割いる」「約7割の方が運動習慣がない」という厚生労働省の調査結果を示し、日本人の健康意識の低さを指摘する。

KDDI issin スマートSmart Recovery Ring 厚生労働省によると、日本人の睡眠時間が世界一短く、6時間未満の人が調査対象全体のうちの約4割もいたという

 人々がより意識せず、かつ継続性のある健康管理ができないか――そんな思いで開発されたのが、今回のSmart Recovery Ringだという。Smart Recovery Ringで睡眠の質/ストレスレベル/活動量/心拍変動などのデータをモニターできるようにしたのも、各種調査データを踏まえた結果だという。

 本製品の発売を機に、アプリがより身近な存在とすべく名称を「スマートバスマット」から「ウェリー」に変更する。程氏は「X(旧Twitter)の青い鳥をデザインした人に、このキャラクターの制作を依頼した」と明かした。

KDDI issin スマートSmart Recovery Ring Smart Recovery Ringの測定データの閲覧/健康管理をするためのアプリはスマートバス間とからウェリーに改称された。なお、アプリのアイコンは変わらない

 見覚えのあるキャラクターだが、色は違えど目の配置や形はディズニー映画のキャラクター「ベイマックス」に似ている。発表会では語られていないが、程氏はかつて自身の子どもから「ベイマックスみたいだね」と自身の子どもから言われたそうだ。ベイマックスは作中で「ケアロボット」として登場し、瞳で心とカラダの健康状態をスキャンする機能を備えている。

 ウェリーというキャラクターも、ユーザーの健康状態を可視化し、いいコンディションを保てるように伴奏する――そんな存在となるようにデザインされたようだ。程氏は、「ユーザーが在宅時には運動をするように促してくれるし、就寝時には音楽を案内する」と、ウェリーが実行することの一例を挙げた。

KDDI issin スマートSmart Recovery Ring ベイマックスに似たウェリー。愛着のあるかわいい見た目で、運動を促すようなコメントもする

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  3. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  7. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  8. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  9. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
  10. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー