NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは、2025年4月1日から2026年3月利用分まで適用となる電話リレーサービス料を発表した。2024年度と同額の、1電話番号あたり毎月1.1円(税込み)の請求となる。
電話リレーサービスとは、聴覚や発話に困難がある人と個人や企業、自治体、医療機関、緊急通報受理機関などとの通話を通訳オペレータが手話、文字、音声を通訳して双方向の通話を可能とするサービス。「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」に定められた、日本財団電話リレーサービスがサービスを提供している。
サービスの提供を確保するために必要な費用は、固定電話、携帯電話、IP電話等のサービスを提供している電話提供事業者が電話番号数(020からはじまる番号は除く)に応じて負担することが義務付けられいる。2026年4月以降も電話リレーサービス料の料金に変更がない場合は、同額が適用される。
2024年度の電話リレーサービス料、1.1円×12カ月の負担に
2023年度の電話リレーサービス料、1.1円×10カ月の負担に
携帯各社が「電話リレーサービス料」に関する方針を発表 2021年度は7月から7カ月間徴収へ
聴覚/発話障害者の電話アクセスを改善――「電話リレーサービス」が7月にスタート 負担金は「1番号当たり年間7円」
「Coke ON」とデジタル障害者手帳「ミライロID」が連携 ドリンク購入でポイントが常に2倍にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.