新入生がつながる魔法の言葉「#春から〇〇大 」はちょっと待って! なりすましや詐欺に注意(1/3 ページ)

» 2025年03月31日 21時00分 公開
[鈴木朋子ITmedia]

 春は進学の季節です。新しい学生生活は期待と不安がいっぱい。ネットで情報を集め、万全を期すご家庭も多いでしょう。その際に、注意していただきたいことがあります。それは「春から〇〇」というキーワードです。

 「春から〇〇」は、新入学生や学校関係者などがSNSに投稿する際に使う言葉です。「〇〇」には、「〇〇大」や「〇〇高」など、学校名や略称が入ります。主にハッシュタグにして「#春から〇〇」と使われますが、キーワードのままだったり、「2025〇〇新入生」と詳細に記載されることもあります。

photo 「春から〇〇大」の投稿例(筆者作成)

 投稿先はXやInstagramが多く、「4月から法学部に入ります。よろしくお願いします! #春から〇〇」といったように使われます。投稿やプロフィールに記載することで、同じ学校に進学する人とつながれるというわけです。

 合格の喜びから投稿してしまう人も多く、中にはXにInstagramのQRコードを載せている人もいます。Instagramは10代がLINEの次に使っているプラットフォームなので、Instagramでつながりたいのでしょう。

photo Instagramでハッシュタグを検索すると、多数の候補が表示される

 同じ進学先の人と入学前に出会えたら、相互フォローしたり、DMで連絡を取り合ったりして情報交換をします。また、新入生同士のLINEグループに招待されることもあります。一人でも多く知り合いが欲しいため、LINEグループで一斉に知り合えることは皆うれしいのです。

 「春から」のおかげで、入学式では既に知り合いがいる状態になります。「入学式は何時に行けばいいのかな」「クラス発表はいつなの」など、新学期の疑問もお互いに相談できます。特に、住み慣れた土地を離れて一人暮らしを始める人にとって、知り合いが一人でもできればかなり心強いですよね。

 「春から」はサークル探しにも役立ちます。新入生を勧誘したいサークルなどが公式アカウントで「春から」のハッシュタグを使って投稿を行っています。どんなサークルがあるのか、説明会の日はいつなのか、何曜日に活動しているのかなど、詳細な情報がSNSから得られます。先輩たちの投稿からサークルの雰囲気も伝わってきて、学校が発信する情報よりもリアルな様子を知ることができます。

 ──というように、良いことばかりに思えますが、実は「春から」には危険な側面があるのです。

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