新入生がつながる魔法の言葉「#春から〇〇大 」はちょっと待って! なりすましや詐欺に注意(2/3 ページ)

» 2025年03月31日 21時00分 公開
[鈴木朋子ITmedia]

出会いからネットワークビジネスなどに巻き込まれることも

 「春から」で大学名を記載している人は、友人を欲している人でもあります。そこを狙って、怪しいネットワークビジネスに勧誘されるリスクがあります。なぜなら、「春から」には大学生になりすまして、怪しいビジネスに勧誘しようとする人が入り込んでくるからです。

 ネットワークビジネス(マルチ商法)とは、学校の友人やSNSなどで知り合った友人に誘われ、別の人を誘う連鎖で拡大させていく商法です。特定商取引法で「連鎖販売取引」として規制されているもので、健康食品や化粧品など、さまざまな取引が行われています。知り合いからセミナーに誘われたり、カフェで話をするなどして強引に契約させられ、トラブルに発展することがあります。

 また、アポイントメント商法と呼ばれる商法も問題となっています。相手に呼び出されて契約しないと帰れない状況で、自己啓発講座やネット商材などの購入を契約させられる商法です。こちらもSNSやマッチングアプリなどで知り合った人から誘われることがあります。

 東京都が発表した「若者の消費者被害に関する調査(令和6年度)」によると、18歳以上29歳以下の男女のうち「マルチ商法」の被害経験は、4.6%で、令和2年度(2020年度)の調査よりも0.6%ほど増加しているとのこと。被害金額は「5万円以上10万円未満」が27.0%でもっとも多くなっています。

photo マルチ商法での被害【経年比較】(出典:東京都 生活文化スポーツ局)

 「アポイントメント商法」に関しても、被害経験は0.5ポイント増加しており、被害金額はは「1万円以上5万円未満」と「5万円以上10万円未満」がともに26.5%が最も多くなっています。

photo アポイントメントセールスでの被害【経年比較】(出典:東京都 生活文化スポーツ局)

 また、宗教関連のサークルに意図せず入会させられ、脱退が困難になる学生もいます。一般的なサークル活動やイベントを装って連絡してくるため、見抜くことが難しいケースもあります。

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