「PayPayで数十万円をだまし取られた」──そんなポストがX(旧Twitter)で注目を集めている。投稿によると、PayPayを日常的に利用しているユーザーが、何者かにより大金が不正に引き出され、だまし取られる被害に遭ったという。
詐欺の手口は、何者かが「PayPayカードからの請求メールです」とウソのメールを送りつけ、別の会社のサービスとPayPayを勝手に連携させる、というもの。
PayPayは、「PayPayカードからの請求メールであると騙って他社サービスとの連携画面に誘導し、第三者の他社サービスのアカウントと連携させて、PayPayで支払いをさせる手口が確認されています」としている。
では、利用者をだまそうとするウソのメールが届いたら、PayPayユーザーはどうすればいいのか?
PayPayもPayPayカードも、アカウントの連携や支払い、お金のやり取り(送金・譲渡など)のために、QRコードをメールで送信することは絶対にない。
PayPayは、PayPayからのQRコードと記載されたメールが届いたら、メールに記載のQRコードやURLは絶対に開かずに、すぐにメールを削除するよう呼びかけている。
届いたメールを見て「怪しい」と感じたら、ユーザー自身でPayPayカードの会員メニューにログインして、請求の内容を確認するようにしよう。
本物のPayPayからのメールかどうかを見分ける2つのポイントがあるので紹介する。
メールのサービスやアプリによっては、PayPayやPayPayカードからの本物のメールに、「公式ロゴのアイコン」が表示されることがある。
「もしかして、自分のPayPayが、知らないサービスと連携されちゃったかも?」と不安になったら、PayPayアプリから以下の手順に従って必ず確認しよう。
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