「スマホ修理王」を運営するフラッシュエージェントは、8月4日にバッテリー交換依頼実績(2025年7月)の分析結果を発表した。全国直営店舗約5万件の依頼データ(2024年7月〜2025年7月)を元に集計/分析したものになる。
同社に寄せられた2025年7月のバッテリー交換依頼は前年同月比で121%、同年4月から136%アップ。7月は兵庫県丹波市では国内観測史上最高気温41.2度を記録するなど、全国的に極端な高温が続いているためトラブル発生リスクが高まっているとしている。
スマートフォンに搭載されているリチウムイオンポリマー電池は、推奨使用温度が0〜35度とされていいるため、これを超える環境での使用や保管を続けると内部温度が上昇。高温環境下で異常発熱が起き、バッテリーの劣化や膨張、動作不良などの原因になるという。
トラブルを避けるために直射日光のあたる場所に置く、車中で保管する、充電しながらの使用は避けることを推奨。一方で急激に冷やされると内部で結露が発生するため冷蔵庫や冷凍庫に入れる、食品用の保冷剤を使用することはせず、扇風機の風に当てる、電子機器専用の冷却グッズを使用するなど徐々に熱を冷ますのが最適だとしている。
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