ペット向けIoT製品を手掛けるWoldy(静岡県裾野市)は8月5日、LTE-MとGPSに対応した猫向けのスマート首輪「ねこなら」を発売した。約20gで同カテゴリー製品では世界最小・最軽量(同社調べ)だという。本体価格は1万6800円、通信費込みの月額費用は500円から。
GPSやWi-Fiで位置情報を取得し、飼い主のスマホなどにインストールした専用アプリから現在地や移動ルートを確認できる。設定したエリア範囲から猫が出ると通知が届く「安全エリア設定」、家族など複数人で見守れる「家族招待機能」、複数の猫を1台のスマホで管理できる「多頭飼い対応」などの機能も利用できる。
猫が自宅にいる時はWi-Fiに接続して消費バッテリーを抑え、猫が家の外に脱走したら自動でGPSによる位置情報取得、LTE-Mによる通信に切り替わる仕組み。通信回線は通信状況にあわせて大手3キャリアから自動的に選択される。位置情報の更新頻度は2〜60分から選択できる。
バッテリー駆動時間は最大3日間(理論値)で、充電時間は1.5時間。本体にマグネット式のケーブルを接続して充電する。動作温度は−5度から45度まで。
本体サイズは46.9(幅)×19.6(奥行き)×14.2(高さ)mmで、猫の体に負担がかかりにくいサイズと重量を目指した。
形状は猫の顎に触れにくいリボン型を採用し、バンドには蒸れにくい綿リネン素材を使用している。金属を使わない安全バックルも備えるなど、「愛猫ファーストな設計」だという。本製品は犬でも使えるが、繊細な猫でも装着できるような小型化、軽量化を目指す上で、猫向けをうたっているという。
本体は「生活防水、防塵(じん)、耐衝撃」を備えているとしている。カラーバリエーションは、本体がゴールドとシルバー、首輪はレッド、ブルー、グリーンを用意する。
1台あたりの月額通信費用は「月額プラン」(月額980円)、「1年契約プラン」(月額650円)、「2年契約プラン」(月額500円)。
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