アウトカメラの下には、arrowsシリーズではおなじみとなったバイタルセンサーを搭載。指先から読み取ったバイタルデータをもとに、自律神経の状態を解析する機能だ。京都大学名誉教授の監修による科学的根拠に基づいているとのことで、アプリ上には自律神経の働きを高めるためのTIPSや健康コラムなども掲載されている。
自律神経の状態の計測は、指を添えて2分間じっとしているだけだが、その間、会話をしたりスマートフォンを動かしたりすると正確に計測できない。この2分間は意外と長く感じるので、毎朝、起床後に計測するなど時間を決めてルーティン化してしまうのがいいだろう。
最後にパフォーマンスも確認しておこう。
Dimensity 8350 Extremeは、ハイミドルに分類されるSoCだけあって、アプリの起動を含めて操作は非常にスムーズだ。試しに「原神」をプレイしてみたが、カクツキなどもなく問題なくプレイできた。
普段使いの端末として、パフォーマンスで不満を覚えることはないだろう。
なお、arrows Alphaは5000mAのバッテリーを搭載しており、公式サイトでは「動画視聴、音楽ストリーミング、SNSのチェック、ゲームプレイを1日たっぷり10時間楽しんでも、2日間持つ」とされている。試しにYouTubeの動画を連続再生してみたところ、4時間で20%のバッテリー消費となった。1時間あたり5%前後のバッテリーを消費するようだ。この調子なら、1日10時間の使用で2日間は十分に持ちそうだ。
arrows Alphaは、arrowsシリーズの伝統である高耐久性や防水・防塵性能を備えつつ、Dimensity 8350 Extremeによる快適なパフォーマンス、独自のアクションキーやFastメモといった使い勝手の良い機能、そしてバイタルセンサーによる健康管理機能と、実用性を重視した機能が充実している。
望遠カメラの非搭載やデジタルズームの画質など、いくつか惜しい点はあるものの、日常使いにおいては十分な性能を備えている。約8万8000円という価格は決して安くはないが、耐久性の高さやハンドソープで洗える利便性、長く安心して使える品質を考えれば、納得できる価格設定といえる。
タフで長く使えるハイエンドスマートフォンを求めているユーザーにとって、arrows Alphaは有力な選択肢の1つとなるだろう。
(製品協力:FCNT)
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