この時計の最大の特徴といえるのが、プロジェクター機能だ。といっても映像を投影するようなものではなく、上部の「▲Projector」ボタンを押すと現在時刻が投影できるというもの。プロジェクター部は後ろ側に70〜80度回転させることができ、天井だけではなく壁面にも投影が可能になっている。ただ、通常のプロジェクターでは、投影距離が近いほど映像が鮮明になるが、この製品では近すぎるとぼやけてしまい時計が見えない。1〜3mの距離が最適とのことだ。
投影する向きは、「▲Projector」ボタンを長押しすることで90度ずつ回転させることができる。また、「▲Projector」ボタンの短押しで、「明るい→やや暗い→消灯」と明るさが切り替わる。
実際に使ってみると、日中や部屋の照明が明るい時は、天井への投影はうっすらと見える程度だ。しかし、部屋の照明を落とした夜間なら、はっきりと視認できる程度には明るく映る。枕元に置いてベッドの天井に投影しておけば、夜目を覚ましたときにすぐに時間を確認できるだろう。視認性について補足しておくと、筆者は裸眼視力が0.1以下だが、真上に投影する形であれば、メガネなしでも何とか時間を確認できた。
ニッチな製品ではあるが、使ってみた感じでは普通に置時計としても表示が大きく見やすく、プロジェクターも意外と実用的だ。特に、夜中に目を覚ましたときにすぐに時間を確認できるのは便利だ。枕元の時計の光がまぶしいと感じている人や、手元の時計に手を伸ばしたくない人は、一度試してみる価値があるだろう。
(製品協力:ニトリ)
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