米Googleは12月1日(現地時間)、AndroidとPixelの月例ソフトウェアアップデートの12月版を公開した。複数の危険度「重大」の脆弱性修正が行われる。Pixelシリーズのスマートフォンでは、新機能追加、幾つかのバグ修正と改善も行われる。更新サイズは筆者の端末(Pixel 10 Pro)では74.4MBだった。
Pixelシリーズだけでなく、「Android 16」搭載のサードパーティ製端末でも追加されるものもある。新機能の一部を紹介する。
通知機能で、長いメッセージやグループチャットの内容をAIが短く要約して表示する。
また、優先度の低い通知を自動的にグループ化し、通知音を鳴らさずにまとめて確認できるようにする通知オーガナイザー機能も追加される。
ダークモードに対応していないアプリでも、OSがダークモードになっていれば強制的に暗く表示する拡張ダークテーマが追加された。
また、ホーム画面のアイコンの形を変更できる機能も追加された。
「設定」に「ペアレンタルコントロール」が追加された。保護者はここで、子供の端末の画面の利用時間制限やアプリのロックなどを設定できる。Googleファミリーリンクとも連携している。
電話をかける際、相手の画面に緊急であることを表示する機能が追加された。この表示は、履歴にも残る。
グループチャットの保護機能として、知らない番号からグループに追加された際、それがスパムかどうかチェックし、簡単に退出、ブロック、通報ができるようになる。
画面上の怪しいメッセージやサイトを「かこって検索」すると、AIが詐欺の可能性があるかどうかを分析し、ある場合は警告を表示する。
動画の字幕に、話者の感情(喜んでいるなど)や環境音が表示されるようになる。
カメラに、視覚障害のあるユーザー向けのGeminiによる撮影補助機能が追加される。例えば、カメラを向けた先に映っているものについて「黄色い服の少女がソファに座っています」などと具体的に音声で説明する。
Emoji Kitchenに幾つかの新しい組み合わせが追加された。
ChromeブラウザをPCのようにピン留めできるようになった。
Pixelでのバグ修正と改善は以下の通り。ほとんどは「特定の条件下で」起きていた問題だ。数が多いので、対象モデルについては記載していない。対象については公式ブログを参照されたい。
Androidセキュリティ情報によると、12月に対処した脆弱性は、危険度が最高の「重大」7件を含む107件。重大な脆弱性には、追加の実行権限を必要とせずにリモートからサービス拒否(DoS)を引き起こす可能性のあるものや、追加の実行権限なしでローカルでの特権昇格につながる恐れのあるものなどが含まれる。
Pixelのセキュリティ情報によると、対処した脆弱性は、「重大」2件を含む28件だった。重大の「CVE-2025-54957」は、リモートから攻撃者が任意のプログラムコードを実行できてしまう恐れがあるもので、「CVE-2025-36935」は攻撃者が本来持っていない高い権限(特権)を取得できてしまう恐れがあるものという。
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