「iPhone 17 Pro」「iPhone Air」のインカメラは縦横自在! 自撮り派にうれしい作りに荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/2 ページ)

» 2025年12月03日 15時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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手ブレ補正もかなり強くなった

 インカメラの手ブレ補正も超強力になった。

 正方形センサーって、左右だけでなく上下にも余裕があるので、自動水平補正のレベルも上げられる。実際、インカメラの動画時の手ブレ補正は、アウトカメラの「アクションモード」並みに回転ブレも補正してくれる。インカメラを使って動きながら動画を撮るようなVlog用途でもすごく威力を発揮しそうだ。

 このインカメラは、iPhone 17シリーズはもちろん、iPhone Airも共通だ(なので、今回の作例はiPhone 17 ProとiPhone Airが混在しています)。インカメラを使うことが多い人は、より薄くて軽くて扱いやすいAirを選ぶのはめっちゃアリだと思う。

 そういう撮り方をするなら軽いって大事だし画質も上がってるしね。

自撮りの図 iPhone Airで自撮りをしている図
薄いことはいいこと iPhone Airは軽くて薄いので、インカメラメインで使うって人は、こっちの方がいいかも

標準カメラアプリに「デュアルキャプチャ」が付いた

 新しいインカメラ絡みで、もう1つのトピックは「デュアルキャプチャ」ビデオ機能だ。

 アウトカメラで正面の映像を撮りつつ、片隅にインカメラで撮った自撮りを入れた動画を撮る機能で、Androidスマートフォンだと以前から実装しているモデルはあるし、iPhoneでもサードパーティアプリ(Double Takeなど)を使えばできたけど、標準のカメラアプリでも可能になったのは大きい。

デュアルキャプチャ iPhone 17 Proでデュアルキャプチャ機能で動画を撮りながら歩いているの図

 使い方は簡単。アプリ画面の右上にある「デュアルキャプチャ」ボタンをタップしてオンにすればいい。ぴょこんとインカメラの映像が重なるのだ。

 場所は四隅のどこかで、ドラッグして移動できる。ただし、真ん中とかには置けない。

さあ撮るぞの図 デュアルキャプチャモードで歩きながら録るぞ、というところでスクリーンショット。右上のデュアルキャプチャボタンをオンにするとこの画面になる。インカメラの画像を下に置くときは、ズームボタンの位置がちょっとずれるようになっている

 そして撮った動画から切り出したのがこちらだ。こんな風に撮れるのである。

こんな感じ デュアルキャプチャモードで自分も撮りつつ、ヒガンバナ(彼岸花)にぐっと寄った瞬間

 実際に撮った動画も載せておく。こちらは左上にインカメラ画像を入れて歩いてもらったものだ。カメラはiPhone 17 Proで、アクションモードを使っている(iPhone Airはアクションモードがない)。

アウトカメラのみならず、インカメラの手ブレ補正もいい感じに効いてるのがポイント

 なお、デュアルキャプチャ時はインカメラの縦横は固定される。ここはちょっと残念。「縦方向動画にデュアルキャプチャは横方向で」とか、そんな組み合わせも楽しめればよかったのにと思う。さらに、インカメラ映像の大きさも変えられるとか欲しかった。アップデートでやってくれないかな。

iPhone 17 Proの動画撮影機能はスゴい!

 なお、リアカメラの動画性能では“ガチ仕様”のiPhone 17 Proがすごい。

 アウト側のメイン(広角)カメラのみになるけれども、最大で4K(3840×2160ピクセル)/120fpsでの撮影に対応しているし(他の2つのカメラは最大4K/60fps)、ProRes撮影も可能だ。なお、4K/60fps以上かつProResで撮るには外部ストレージを接続する必要がある。

4K/120fps iPhone 17 Proでは、4K/120fpsで動画を撮影可能だ(ただしメインカメラのみ)
Log撮影 Log撮影(Apple Log2)やHDR撮影も可能だ

 機能的には「iPhone 16 Pro」と基本的には同じだけれども、性能面や写りではレベルアップしてると思う。


 かくして、2025年型のiPhoneはインカメラが大きく進化したのである。インカメラをよく使う、特に動画で使う人はそれだけで買い換えたくなるかも。

 カメラメインで考えるなら2025年の新iPhone(iPhone 17シリーズとiPhone Air)はおすすめしたい。

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