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東武鉄道が「磁気定期券」の新規発売を3月13日をもって原則終了 PASMO/モバイルPASMO定期券の利用を推奨

» 2026年01月09日 18時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 東武鉄道は1月9日、磁気カードを利用する定期乗車券(定期券)の販売を3月13日をもって原則終了することを発表した。同日までに購入した磁気定期券は、有効期限まで引き続き利用できる。磁気定期券の製造/リサイクルに伴う環境負荷を低減するための取り組みで、3月14日以降はパスモが発行するPASMOカードに発売する「PASMO定期券」、またはモバイルPASMO for AndroidまたはApple PayのPASMOに発売する「モバイルPASMO定期券」を購入する必要がある(※1)。

(※1)JR東日本(東日本旅客鉄道)への連絡定期券については、Suicaカードに発売する「Suica定期券」やモバイルSuica/Apple PayのSuicaに発売する「モバイルSuica定期券」でも購入可能(注意点は後述)

告知 東武鉄道が制作したポスター

既存の磁気定期券はPASMO定期券に切り替え可(一部を除く)

 既存の磁気定期券は、東武鉄道の駅にある券売機、または定期券発売窓口でPASMO定期券としてPASMOカードへと“載せ替え”もできる。この際、PASMOカードを持っていない場合は500円のデポジット(預かり金)を支払う必要がある。デポジットはカードを返却する際に返金される。

 モバイルPASMO/Apple PayのPASMOへの載せ替えは、直接行えない。いったんPASMOカードに定期券を載せ替えた後、所定の手続きを行うことで移行可能だ(※2)。

(※2)クレジットカード一体型PASMOに発行した場合と、PASMO定期券の発行事業者がモバイルPASMO定期券を発行していない場合を除く

 なお、PASMO定期券をモバイルPASMO/Apple PayのPASMOに載せ替えた場合、移行元のPASMOカードは無効化される。無効化されたカードの扱いは、移行先によって以下の通り異なる。

  • モバイルPASMO for Android/Google ウォレット:PASMO事業者の窓口に持ち込むとデポジット返金
  • Apple PayのPASMO:デポジット分はSF(プリペイド)残高として反映(カードは自分で破棄可)
移行 PASMO定期券は、モバイルPASMO for Android/Google ウォレットやApple PayのPASMOに移行できる

Suica定期券/モバイルSuica定期券への移行を希望する場合

 JR東日本線への連絡磁気定期券をSuica定期券に“載せ替え”したい場合は、元となる磁気定期券の発行事業者によって対応できる窓口が以下の通り異なる。

  • JR東日本が発行したもの:JR東日本のみどりの窓口、指定席券売機、多機能券売機(黒色の券売機)で受付
  • 東武鉄道が発行したもの:JR東日本のみどりの窓口で受付(券売機類では対応不可)

 この際、Suicaカードを持っていない場合は500円のデポジットを支払う必要がある。デポジットはカードを返却する際に返金される。

 モバイルSuica/Apple PayのSuicaへの載せ替えは、直接行えない。いったんSuicaカードに定期券を載せ替えた後、所定の手続きを行うことで移行可能だ(※3)。注意点はPASMOカードからの移行とおおむね同様となる。

(※3)クレジットカード一体型Suica、身分証一体型Suicaや「地域連携ICカード」に発行した場合を除く

一部鉄道事業者との連絡定期券の取り扱い

 磁気定期券の発売終了に伴い、東武鉄道ではPASMOを導入していない以下の鉄道事業者の連絡定期券が原則として購入できなくなる。

  • 上毛電気鉄道
  • わたらせ渓谷鐵道
  • 野岩鉄道

 上記事業者への連絡定期券を利用している人は、3月14日以降は「東武鉄道区間のPASMO定期券/モバイルPASMO定期券」と「3社の定期券」を別個に購入することが推奨されている。

実習用通学定期券の取り扱い

 教育職員免許状(いわゆる「教員免許」)を取得する際に必要な「教育実習」において、実習先の学校に鉄道で通う場合は通学定期券を購入できる。教育実習に伴う通学定期券は、発行要件が通常と異なるため「実習用通学定期券」として区別されている。

 一部の鉄道事業者では、実習用通学定期券を磁気券に限定している。そのため、東武鉄道では3月14日以降も当面の間、他事業者への実習用通学定期券は磁気券で発売する。自社完結のものは既にPASMOカードにも対応しているため、3月13日をもって磁気券での発売を終了する。

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