冬の通勤・通学や軽作業で手先が冷えやすい季節、スマホユーザーにとって手袋の選び方は悩ましいところだ。極厚の防寒手袋は暖かい反面、スマホの操作性を損ないがちだ。そこで注目したいのが、軽防寒インナーとして設計された、「おたふく手袋 冬用蓄熱インナーグローブ JW-145」だ。
本製品は、おたふく手袋が2008年から展開している高機能インナーウェア「BODY TOUGHNESS」シリーズの1つ。蓄熱素材を使った薄手の手袋で、手の動きを妨げにくく、親指・人差指・中指には導電素材を使用し、タッチパネル操作にも対応する。サイズはS、M、L、LLの4サイズ展開だ。2026年1月26日時点、MサイズはAmazonにて360円で販売されている。
製品説明に「軽防寒」とある通り、手袋としてはかなり薄手の作りになっている。徒歩での移動であれば問題ないが、自転車やオートバイでは、これ単体での防寒はやや心もとない。インナーグローブという位置付けを考えると、その上にレザーグローブなどを重ねて使うのが現実的だろう。
フィット感は良好で、装着した瞬間に生地が手に吸い付くような感覚がある。伸縮性が高く、指の曲げ伸ばしや細かな操作を妨げにくい点は好印象だ。筆者はMサイズを選択したが、標準的な成人男性の手であれば過不足のないフィット感で、インナー用途としてももたつきは感じにくい。
本製品の大きな特徴は、蓄熱粉末を練り込んだポリエステル素材を使用している点だ。太陽光や人体から発生する熱を蓄えることで、一般的なナイロン製手袋よりも温かさを保ちやすい。「着けた瞬間に暖かい」というタイプではなく、装着後しばらくしてから、じんわりと冷えを抑えてくれる印象だ。屋外での長時間作業や、真冬の強い冷え込みに対抗するほどの保温力はないものの、通勤時の移動や短時間の屋外作業であれば十分に役割を果たす。軽防寒という表現は、体感としても妥当だ。
タッチパネル対応については、まずまずといったところ。親指・人差指・中指でスマートフォンの基本操作が可能で、ロック解除やSNSのチェック、簡単な文字入力程度であれば手袋を外す必要はなかった。指にフィットするとはいえ、先端部はどうしてもだぶつきがあるので、精密な操作や長文入力には向かないが、「ちょっと触る」程度の用途ではストレスを感じにくい。
約400円という価格を考慮すると、コストパフォーマンスはかなり高い。耐久性や防寒力を過度に期待する製品ではないが、薄手で動かしやすく、スマホ操作にも対応する軽防寒手袋として割り切れば、用途は明確だ。冬場のサブグローブ、あるいはインナー用途として1双持っておくと、意外と出番の多い存在になりそうだ。
タッチパネル対応の蓄熱インナーグローブ Amazonで400円
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