ミラーリングしたスマホをナビ画面からタッチ操作できる「APPミラータッチカーアダプター」を試す(1/2 ページ)

» 2026年03月17日 12時00分 公開
[Yukito KATO,ITmedia]
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 近年発売される新型車では、従来のカーナビに代わり、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した「ディスプレイオーディオ」を標準搭載するモデルが主流となっている。

 CarPlayやAndroid Autoは、更新料不要で常に最新の地図を利用でき、音楽サブスクリプションサービスによってドライブの質を向上させてくれる優れたシステムだ。しかし、これらはあくまでカーナビの代替機能にすぎず、タブレット端末のような自由な操作やアプリ利用ができるわけではない。

 もちろん、運転中に画面を「注視」することは法律で禁止されており、安全面を考慮して機能が制限されている点については、十分に理解できる。

 とはいえ、子連れでの長距離ドライブとなれば話は別だ。子どもが移動中の退屈に耐えきれず、機嫌を損ねてしまうといった事態は、多くの親が直面する課題だろう。

 「画面を映すだけでなく、車両側のタッチパネルでそのままスマホを操作できればいいのに……」という願いをかなえてくれるガジェットが、慶洋エンジニアリングの「APPミラータッチカーアダプター」だ。価格は1万2780円だ。

photo CarPlay搭載モニターでスマホの操作とミラーリングを実現できる「APPミラータッチカーアダプター」

 「スマホ操作をミラーリングする」と聞くと設定が難解な印象を受けるかもしれないが、その心配は無用だ。導入は非常にシンプルで、車側のCarPlay用USBポートとスマートフォンを、このアダプターを介して接続するだけで完了する。

 接続ケーブルは本体に固定されているため、紛失や接触不良の心配がなく、着脱の手間も最小限に抑えられている。

 また、近年の車種に多いUSB Type-Cポートにも対応できるよう、変換アダプターが標準で付属している点も配慮が行き届いている。

photo 本体にケーブルが固定されているため、ケーブルの脱着を気にしなくてもよい

直感的な接続を可能にするアイコン表示

 本体の各コネクターには「車」と「スマートフォン」のアイコンが印字されており、どちらをどこにつなぐべきか迷うことはない。ユーザーインタフェースへの細やかな配慮が感じられる設計だ。

photo USBコネクターには車とスマホのアイコンが印字されておりどちらを接続すればよいか悩ませない工夫が見て取れる

 加えて、本製品はスマートフォンの同時充電にも対応している。本体下部のポートに充電用ケーブルを接続すれば、バッテリー残量を気にせずミラーリングを楽しめる。

 ただし、本体とスマートフォンをつなぐメインケーブルのみでは給電されない点には注意したい。ミラーリングと充電を両立させるには、別途充電用ポートへの接続が必須となる。

photo ミラーリングしながらスマホを充電する場合は、別途充電用ポートにUSB Type-Cケーブルを接続しよう

実際に試してみた

 スペックの確認はこのくらいにして、筆者の愛車(ホンダ・ZR-V)で実際の挙動を検証してみよう。まずは、車両側のCarPlay用USBポートへ、アダプターの「車アイコン」側ケーブルを差し込む。

photo 車アイコンが印字されているケーブルをCarPlay用USBポートへ接続しよう

 本製品自体がCarPlayデバイスとして車両に認識される仕組みのため、既にスマートフォンと車両を直接連携させている場合は、接続先の切り替えが必要となる。

 車のApple CarPlay機器リストを確認すると、「AN-S155-XXXX」という名前のデバイスが追加されているので、こちらを選択して接続しよう。

photo
photo APPミラータッチカーアダプター自体がCarPlay対応デバイスとして振る舞うので、AN-S155-XXXXと接続する必要がある

 正常に接続されると言語設定画面が立ち上がるため、「日本語」を選択して次へ進もう。

photo 言語設定では「日本語」をタップして選択しよう
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