日本国内でCarPlayおよびAndroid Auto対応車種が登場してから年月が経過し、現在ではレンタカーに採用されるベースグレードの車種にまで普及が広がっている。
しかし、車両の年式によってはCarPlayが有線接続に限定されているケースも少なくない。またAndroid Autoに至っては、仕様上の制約から有線対応のみとなっている車種も多く、ワイヤレス環境の整備はいまだ途上にあるのが実情だ。
また、ワイヤレス接続対応のディスプレイオーディオへの換装を検討しても、車両側の仕様により交換不能であったり、多額の工賃が発生したりするなど、スマートフォンの機種変更ほど容易には越えられないハードルが存在する。
こうした課題を背景に、CarPlay/Android Autoの接続をワイヤレス化するだけでなく、HDMIによる映像入力にも対応した慶洋エンジニアリングの「APP HDMI IN 2」が登場した。実売価格は8100円だ。
HDMI入力に対応することで、ポータブルDVDプレーヤーなど、HDMIでテレビと接続する機器もディスプレイオーディオの画面に出力できるという優れものだ。
以前紹介した「APP wireless MINI」はワイヤレス化に特化していたが、本機はHDMI入力を備えたことで、車内のエンターテインメント性をさらに高められるようになった。
APP HDMI IN 2は、ケーブルセパレート型のスクエアなボディーを採用している。そのサイズ感は非常にコンパクトで、MD(ミニディスク)よりも一回り小さいほどである。
インタフェースは極めてシンプルだ。車両のCarPlay用USBポートと接続するためのUSB Type-Cポート、そして外部機器用のHDMI miniポートの2系統のみで構成されている。CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス利用に限定すれば、ケーブル1本を接続するだけでセットアップは完了する。
ボディーの小型化を優先するため、HDMIポートには標準サイズではなく「HDMI mini」が採用されている。しかし、これによってユーザーが別途専用ケーブルを用意する手間はかからない。
HDMI miniから標準HDMIへの変換ケーブルがあらかじめ付属しているからだ。また、車両側のポートがUSB Type-AかType-Cかを問わず、どちらにも対応できるケーブル一式が付属している点も、導入時の安心感につながっている。
有線CarPlay/Android Autoを約5000円でお手軽ワイヤレス化 超小型「APP wireless MINI」を試してみた
スマホの車載ワイヤレス充電器、充電スピードが早い最新モデル(Qi2 25W)に取り換えやすいオススメの設置方法
テスラの車載Wi-Fiをワイモバイルの“子回線”と“バッテリーレス”ルーターを活用して“安く”構築した話
カーライフで「CarPlay」が手放せない理由 普段のスマホ体験がクルマに拡張、ただし見落としがちな注意点も
スマートカー「BYD SEAL」は500万円弱でもコスパ抜群 ガジェット愛好家も“新しいカーライフ”に大満足Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.