続いて、本機の目玉機能であるHDMI入力を検証する。今回は、ストリーミングデバイスであるGoogle TVを接続し、映像出力の性能を確認した。
運用上の注意点として、すでにワイヤレスCarPlayやAndroid Autoを使用している場合は、事前にスマートフォン側の接続を解除しておく必要がある。
物理的な接続を終えたら、メニューの「HDMI」アイコンをタップして映像を呼び出す。
HDMI入力に関しては複雑な設定を必要とせず、即座にGoogle TVの映像が投影された。特筆すべきは、テレビキャンセラーを介さずとも、走行中に映像が制限されないことだ。同乗者にとって非常に大きなメリットとなるだろう。
ZR-Vでの一連の検証を通じて、各機能のパフォーマンスは極めて安定しており、導入の障壁も非常に低いことが確認できた。
本機が車両側に対して「CarPlayデバイス」として認識される挙動は、ITリテラシーの高いユーザーほど一瞬戸惑うかもしれない。しかし、その特性さえ理解してしまえば、あとは極めて快適な環境が手に入る。
テレビキャンセラーを後付けする手間なく、走行中の動画視聴が可能になる点は見逃せない。長距離ドライブにおいても、同乗者を飽きさせることなく快適な空間を提供できる。
APP wireless MINIの機能を継承しつつ拡張された本機だが、HDMI入力を重視するならAPP HDMI IN 2、ワイヤレス化のみを求めるなら「APP wireless MINI」と、ニーズに応じた明確な選択が可能だ。自身のカーライフに最適な一台を、ぜひ検討していただきたい。
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