それでは前置きはこれくらいにして筆者のZR-Vで、実際にAPP HDMI IN 2を試してみる。まずは、付属のUSBケーブルを使って、APP HDMI IN 2をCarPlay用USBポートに接続しよう。
本機は車両側から「CarPlayデバイス」として認識される仕様のため、ペアリング設定では「AIBox-BT-XXXX」を選択する必要がある。今回はZR-Vの純正機能ですでにCarPlayを利用していたため、接続先を本機へと切り替える手順を踏んだ。
初回接続時には「このiPhoneでApple CarPlayを使用しますか?」という確認画面が出るため、「接続する」を選択しよう。本機を介していても、システム上は「iPhone」として表示されるため、設定時に混乱しないよう留意したい。
車両との接続が確立されると、画面に「CP/AA」と「HDMI」の2つのアイコンが現れる。「CP/AA」はCarPlayおよびAndroid Autoの略称だ。表示スペースの都合上、このような簡潔な表記が採用されているものと思われる。
用途に合わせて、ワイヤレス接続なら「CP/AA」を、外部入力を利用するなら「HDMI」をタップして選択する運用となる。
実際にワイヤレスCarPlayを起動すべく「CP/AA」をタップすると、「AIBox-BT-XXXX」という文字列が表示される。詳細なガイダンスは表示されないが、これがBluetoothのペアリング待機画面である。iPhoneの設定メニューから当該デバイスを選択し、接続を開始する。
Bluetooth接続を試みると6桁の確認コードが表示されるが、今回のテストでは車載ディスプレイ側の表示に変化はなかった。そのままiPhone側で「ペアリング」を選択して進める。接続が完了し、画面に「CarPlayに接続」というプロンプトが表示されたら、「接続」をタップする。
これでセットアップは完了し、車載ディスプレイにCarPlayのホーム画面が投影される。地図アプリによるナビゲーションはもとより、各種サブスクリプションサービスでの音楽再生も快適に楽しめる。
ZR-V純正のワイヤレスCarPlayと操作感を比較してみたが、レスポンスの遅延などは一切感じられず、極めてスムーズな動作を確認できた。
次に、Pixel 10を用いてAndroid Autoのワイヤレス化を検証する。CarPlay時と同様に「CP/AA」を選択して待機状態にし、端末側から「AIBox-BT-XXXX」へのBluetooth接続を試みる。
iPhoneと同様、端末側に6桁のコードが表示される。車載器側の画面に変化はないが、そのまま「ペア設定する」をタップして接続を完了させる。
接続が確立されるとPixel 10の画面に「Android Autoへようこそ」との通知が現れるため、「続行」を選択して次へ進む。
これにより、車載ディスプレイにAndroid Autoの画面が立ち上がる。本来は有線接続が必須となる環境においても、本機を介すことでスマートにワイヤレス利用できる点は大きな魅力だ。
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