世の中は悪魔的な娯楽アプリにあふれている。「YouTube」や「X」はその代表例で、学習コンテンツとエンタメが混在している、末恐ろしい場所だ。
iOSであれAndroidであれ、スマホにはウィジェットという便利な機能が用意されている。ホーム画面の一番目立つ一等地に、一番大きなサイズのKindleウィジェットをドカンと据えてみることをおすすめしたい。
筆者は、乗り物の中で文字を追うことが致命的に苦手だ。満員電車で吊革につかまっている間は、急ブレーキの衝撃に備えて踏ん張ることに必死で本を開く余裕などない。そこでたどり着いたのが、目を閉じたまま情報を脳に流し込む“耳読”という妥協案だ。本を音声で聞くには、さまざまな方法がある。
iOSの「設定」>「アクセシビリティ」>「リーダーと読み上げ」から「画面の読み上げ」と「コントローラーを表示」をオンにする。Kindleアプリで本を開き、コントローラーの再生ボタンをクリックすれば、OS側の機能で読み上げが開始され、自動でページめくりも行ってくれる。
音声の速度調整まで可能なのはありがたいが、バックグラウンド再生ができないので“ながら聞き”ができないという欠点はある。
スマホ向けアプリ「Amazon Alexa」では、「ミュージックハブ」タブから、Kindleライブラリ内の本を選択して音声で再生できる。バックグラウンド再生も可能な点は、OSの機能を活用するよりも優れているが、こちらは速度調整ができない。
文字を追うことが難しい状況であれば、こうした方法を活用するのもアリだが、やはり耳で聞く読書の王道といえば、「Amazon Audible(オーディブル)」だろう。
筆者は通勤時間の電車内では、このアプリを活用して読みかけの本の続きを聞いている。ただし、月額1500円のコストが発生するため、財布との相談が必要だ。
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