「OPPO Find X9 Ultra」海外発表、別売りの望遠カメラで一眼レフ化 日本でも発売へ

» 2026年04月21日 23時52分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 OPPOは4月21日に中国の成都で新製品発表会を開催し、次世代のフラグシップスマートフォンである「OPPO Find X9 Ultra」を世界に向けて発表した。名門カメラブランドのハッセルブラッドと共同開発した高度な画像処理システムを搭載している。

OPPO FindX9Ultra OPPOは「OPPO Find X9 Ultra」を発表した。上質なデザインを採用した

 これまでの最上位モデルは主に中国国内を中心とした展開だった。しかし今回の製品はウルトラプラットフォームとして初めてグローバル市場へ本格的に進出する。日本の現地法人であるオウガ・ジャパンは、この最新機種を2026年夏に日本国内で発売すると明言していた。

 グローバルモデルの価格は2199シンガポールドル(約27万5000円)からとなっている。ただし、日本での販売価格や取り扱いキャリアなどの詳細は現時点で明らかになっていない。今後の展開に向けて段階的に追加情報が発表される予定だ。カメラ性能を重視する人にとっては有力な選択肢となる。

ポケットに収まるハッセルブラッドでプロ級の写真を撮る

 最大の魅力は次世代カメラと呼ぶにふさわしい画像処理システムだ。ポケットに入るハッセルブラッドというコンセプトのもとで開発を進めた。スマートフォンでありながら本格的なプロ用カメラの操作感と画質を実現し、妥協のない描写力を提供するという。

OPPO FindX9Ultra 往年のハッセルブラッドのレンズをほうふつとさせる緻密なカメラリングが、プロ用機材のような本格的な操作感を生み出す

 メインとなる広角カメラは2億画素の大型センサーを採用した。レンズの明るさはF1.5を確保しており、光の少ない夜景でもクリアな写真を撮影できる。ポートレート撮影で活躍する3倍望遠カメラも2億画素の大型センサーを搭載している。こちらも高精細できれいな仕上がりの写真になる。

OPPO FindX9Ultra 背面に搭載された4つのカメラは全てが最高峰の性能を誇り、遠近や明暗を問わずあらゆる場面で鮮明な一枚を記録する

 注目すべきは10倍光学ズームを実現した5000万画素の超望遠カメラだ。光を5回反射させる独自のペリスコープ構造を採用し、遠くの被写体も画質を落とさずに捉える。広大な風景に適した超広角カメラも5000万画素で123度の広い視野角を持つ。

 動画撮影の性能も大幅に進化を遂げた。最大で8K解像度30fpsの超高精細な映像を記録できる。プロの映像制作で求められるカラーグレーディングに対応したLog撮影機能も備える。写真撮影では往年の名機が持つフィルムの色合いを忠実に再現する機能もある。

OPPO FindX9Ultra 側面にはアイコニックなオレンジ色のマスターシャッターを搭載しており、押し込むたびに純粋な撮影の喜びを味わえる

 ユニークなギミックもある。OPPOは「OPPO Find X9 Ultra Hasselblad Earth Explorer Kit」という別売りのアクセサリーキットに含まれる外付けレンズ「OPPO Hasselblad 300mm Explorer Teleconverter(テレコンバーター)」を用意。これを一眼レフカメラのようにスマートフォン本体へ別途装着して使用できるようにした。

 300mmの光学焦点距離を持ち、690mm相当の光学品質での撮影が可能で、薄型のスマートフォンに収納しづらい望遠性能を物理レンズでカバーした格好だ。こちらは、単体でF2.2というデジタル一眼レフカメラ並みの明るい絞り値を備えているほか、OIS(光学式)とEIS(電子式)を融合したプロ仕様の手ブレ補正機能を搭載している。

OPPO FindX9Ultra 撮影の幅を広げるアースエクスプローラーキットには、専用ケースや300mm相当の光学望遠レンズなどが含まれている
OPPO FindX9Ultra スマートフォンに専用の望遠レンズを装着することで、遠くの景色も手ブレを抑えながら驚くほど高精細に捉えられる

クリエイターの要求にこたえる圧倒的なパフォーマンスと持久力

 高い処理能力を必要とするカメラ機能を支えるため基本スペックも最高峰のものをそろえた。頭脳となるプロセッサには最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用した。高画質な動画編集や負荷の重いゲームでもスムーズな動作が可能だ。

 メモリは12GBまたは16GBを搭載し、ストレージは512GBまたは1TBの大容量を用意する。データを高速に読み書きできるため、高画質な写真や長時間の動画を保存しても本体の動作が重くなる心配はない。

 ディスプレイは6.82型の大型有機ELを採用した。解像度は3168×1440ピクセルで最大144Hzのリフレッシュレートに対応する。ピーク輝度は3600ニトという明るさを実現し、写真の確認や動画視聴を快適な環境で存分に楽しめる。

 一日中ハードな撮影を楽しむためにバッテリー容量は7050mAhと大きく設計されている。100Wの急速有線充電と50Wの急速ワイヤレス充電に対応し素早く電力を補充できる。過酷な環境でも安心して使えるように高度な防塵(じん)・防水性能も備えている。

 Find X9 Ultraは日本のカメラ愛好家にとって最強のパートナーとなるはずだ。SNSでも購入を希望する声が見られる。ソフトウェアには最新のColorOS 16を搭載しAIを活用した便利な機能を多数盛り込んでいる。今後のさらなる情報公開が待たれる。

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