Googleは5月20日、開発者向け会議イベント「Google I/O 2026」にて、同社が提供する検索機能へ高度なAIモデルを導入すると発表した。世界中のユーザーを対象に、AIモードのデフォルトモデルを「Gemini 3.5 Flash」へアップグレードする。
さらに、過去25年間で最大規模となる検索ボックスのアップデートを実施した。新しい検索ボックスは、入力に合わせて画面が動的に広がるよう設計さる。従来のオートコンプリートを超えたAIにより、ユーザーの意図を読み、適切な質問文も提案してくれる。テキストだけでなく画像やファイル、動画、開いているChromeのタブなど、あらゆる形式を組み合わせて検索できる。
検索結果のAIによる概要から直接追加の質問をして、自然な対話を続けることも可能だ。この機能はAIモードが利用できる全ての国と言語で順次提供する。
日常のタスクに合わせて複数のAIエージェントを作成・管理できる検索エージェント機能も導入する。2026年夏以降に有料サブスクリプション登録者へ先行提供する。例えば、部屋探しをしているとき、希望する細かい条件をエージェントに提示するだけで、エージェントが継続的にスキャンし、条件に合致する物件がヒットした際に通知するといったことが可能になる。
米国では、具体的な条件を伝えるだけで、最新の料金や空き状況をまとめてそのまま予約を完了できる機能も2026年夏から順次提供する。
さらに、同社は開発者向けプラットフォーム「Google Antigravity」の機能とエージェント型コーディング機能を検索へ直接組み込む。これにより、ユーザーの質問に合わせて画像やグラフを組み合わせるなど、独自のUIを検索画面で利用できるようになる。例えば、忙しい合間のワークアウトや食事のプランを作ってもらうこともできる。これは、自分の特定タスクのためだけに作られたミニアプリのようなものだという。
この機能は2026年夏以降に全ユーザーを対象に順次無料で提供する。いつでも戻って作業を再開できるカスタムダッシュボードの構築も可能だ。
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