Y!mobileで「かんたんスマホ5」6月4日発売 家族が遠隔操作できる新サポート機能、無料の健康相談も可能

» 2026年05月28日 10時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
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 ソフトバンクが5月28日、Y!mobile向けスマートフォンの新機種「かんたんスマホ5」を発表。6月4日に発売し、5月28日から予約を受け付ける。

かんたんスマホ5
かんたんスマホ5 Y!mobile向けに発売されるZTE製の「かんたんスマホ5」。左からブルー、パープル、ピンク

 本体価格は一括4万6800円。「新トクするサポート(A)」を適用すると、新規契約とMNPだと1〜24回目の支払いが月1円になり、2年後に返却すると24円で利用できる。機種変更の2年間の実質負担額は2万3400円だ。カラーバリエーションはブルー、パープル、ピンクの3色展開となる。

 あんしんスマホ5は、シニアのスマートフォンに対する困りごとの解消を目指して開発しており、「スマホ操作サポート」「安全・見守り」「健康支援」に注力した。メーカーはZTEが担当している。

 スマホ操作サポートの新機能として「家族サポート」を用意する。この機能では、かんたんスマホ5の画面を、離れて暮らす家族などのスマートフォンに共有し、家族が遠隔でスマホの操作を行える。家族が親のスマホ操作を行うには、離れて住んでいると、帰省のタイミングに限られていたが、この機能があれば、いつでも遠隔でサポートできる。サポートする側は最大3人を登録できるので、例えば両親がそれぞれかんたんスマホ5を使っている場合でも、家族1人が2台分を登録できる。

 まず、かんたんスマホ5の画面に表示したQRコードを家族のスマートフォンで読み取り、事前にペアリングをする。家族サポートを利用する際は、都度同意が必要なので、持ち主の意図しない操作を防げる。一度ペアリングをすれば、以降はサポートを受ける側が、かんたんスマホ5の「押すだけサポート」から家族にサポートを要請でき、家族はLINEミニアプリからサポートを開始できる。

 専用アプリや追加料金は必要なく、サポートする側がLINEのミニアプリからカメラを起動して利用する。ソフトバンク以外のキャリアでも利用でき、iPhoneやAndroidのOSは問わない。また、電話をしながら操作できるので、うまく説明できなくても画面を見ながら問題を解決しやすくなる。

かんたんスマホ5 かんたんスマホ5側で表示したQRコードを、ペアとなる家族のスマートフォンで読み取る
かんたんスマホ5 家族のスマートフォン(左)にて、登録する人(お父さん、お母さんなど)を選択する
かんたんスマホ5 家族サポートを利用開始する場合、かんたんスマホ5(右)の持ち主の同意が必要になる
かんたんスマホ5 家族のスマートフォン(左)にかんたんスマホ5の画面をミラーリングした様子
かんたんスマホ5 各種音量の設定を家族のスマホ(左)で行った

 この家族サポートは、フリービットの技術を用いている。同社はシニアユーザー向けのサポート機能を統合したプラットフォーム「TONE-IN-SDK」の第1弾として家族サポートをソフトバンクと共同開発した。これは、フリービットとソフトバンクが2025年1月に締結した資本業務提携で共同開発を継続する中で決定した。フリービットが開発した、ソフトウェアでネットワークを制御する(SDN)技術「Emotion Link」によって、かんたんスマホ5とLINEミニアプリの画面が接続する。端末上の映像情報やタッチ操作は暗号化されるため、個人情報が外部にもれることなく、端末間でセキュアな通信が可能になるという。

かんたんスマホ5 サポートを受ける側は「押すだけサポート」からサポートを要請し、サポートする側はLINEのミニアプリからサポートを開始する

 家族サポートの入口でもある「押すだけサポート」では、ホーム画面上のサポートボタンを押すだけで、スマートフォンの設定に関する問題を診断し、自動で解決してくれる。それでも解決しない場合は、専用のカスタマーセンターに電話でき、無料でオペレーターに相談することもできる。

 安全・見守り面では、迷惑電話と迷惑メールの対策機能を充実させた。迷惑電話対策では、不審な番号からの電話を自動で判別して警告表示を出す他、自動で録音する。迷惑メール対策では、不審なメールを迷惑メールフォルダへ自動で振り分ける。フィッシングメールのURLをうっかりタップしたときは、「危険なサイトの可能性がある」旨の警告表示を出して詐欺を未然に防ぐ。事前に設定した家族あてに、毎日決まったタイミングに自動でメールを送信して無事を知らせる「調子いいメール」も用意する。

 健康支援の新機能として「おしえてドクター」を提供する。この機能は健康に関するポータルサイトのような作りになっており、1分でできるセルフケアを日替わりで紹介したり、健康に関する記事を掲載したりしている。また、追加費用なしで、専門の医療チームに、チャットで健康について相談することもできる。

かんたんスマホ5 健康についての情報を提供する「おしえてドクター」

 従来機種でもおなじみの歩数計アプリ「うごくま」を継承しており、うごくまがユーザーを褒めたり励ましたりしながらフレイル(加齢による心身の衰え)対策をサポートする。

かんたんスマホ5 うごくまとの会話を楽しめる歩数計アプリ。クイズを出したり誕生日を祝ってくれたりもする

 ディスプレイは約6.3型のフルHD+(1080×2400ピクセル)液晶を備え、本体サイズは73(幅)×165(高さ)×8.6(奥行き)mm、重量は約179gだ。メモリは6GB、ストレージは128GBを内蔵しており、microSDスロットも備える。プロセッサはQualcommのSM4450を備え、バッテリー容量は4555mAhとなる。カメラはアウトが5000万画素、インが1600万画素だ。

 本体はIP69の防塵(じん)・防水に対応している他、米国国防総省が制定したMIL-STD-810Gの耐落下衝撃規格にも準拠しているので、ラフな使い方にも耐える。おサイフケータイにも対応している。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMとなる。

かんたんスマホ5 やや縦長の6.3型ディスプレイを搭載する
かんたんスマホ5 昨今のスマートフォンでは珍しい、物理キーをディスプレイ下に備える。なお、スワイプ操作には対応しない
かんたんスマホ5 3.5mmイヤフォンジャックを備える
かんたんスマホ5 右側面の上にあるキーには、よく使うアプリを登録してワンタッチで呼び出せる
かんたんスマホ5 左側面にSIM/microSDスロットやストラップホールを備える
かんたんスマホ5 カメラは5000万画素のシングルだ
かんたんスマホ5 nanoSIMとmicroSDのスロット

 ホーム画面は主要なアプリや機能が大きなアイコンと共に並ぶシンプルな作りで、「通話」「ホーム」「メール」用の物理キーも備えている。ホーム画面の1ページ目には、よく使う連絡先を4件まで登録できる。もちろん、Google Playからアプリを自由にインストールすることも可能だ。

かんたんスマホ5 アイコンが大きく見やすく表示されているホーム画面

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