「iPhone 17e」「Pixel 10a」を徹底比較 10万円以下で手に入る高バランスモデルの性能差はどれほど?(1/3 ページ)

» 2026年06月22日 10時41分 公開
[ちえほんITmedia]
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 スマートフォンの価格高騰が続く昨今、安心・快適かつ10万円以下で買える「廉価モデル」が注目を集めています。そうした市場環境の中でAppleは2026年3月11日に「iPhone 17e」を、Googleは4月14日に「Google Pixel 10a」を相次いで投入しました。

 両モデルとも、上位機種で培われた技術や性能、機能を継承しながら、価格を抑えた高い人気を誇るモデルです。今回はそんな2機種をさまざまな項目で比較し、それぞれどんな人におすすめできるのか解説していきます。

iPhone 17eとPixel 10a iPhone 17eとPixel 10aの性能を比較する

iPhone 17eとGoogle Pixel 10aのスペックの違い

 まずは、主なスペック比較です。どちらも比較的コンパクトで扱いやすいサイズを採用しており、日常使いしやすいモデルに仕上がっています。ストレージ容量は、iPhone 17eが256GB・512GB、Google Pixel 10aは128GB・256GBを展開。写真・動画撮影やアプリを多く入れる筆者としては、より大容量モデルを選べるiPhone 17eが魅力的に映りました。

 この他、どちらも防水・防塵(じん)やFeliCa、eSIMにも対応しており、日常使いで困る場面はほとんどないでしょう。一方、細かな仕様面には違いもあり、iPhone 17eはFace IDのみ対応しているのに対し、Pixel 10aが指紋認証・顔認証の両方を採用しています。

 また、iPhone 17eはMagSafeに対応し、背面にマグネットを内蔵しているため、専用アクセサリーを直接本体に貼り付けて使うことができる点も大きな違いです。

 ちなみに、Pixel 10aはaシリーズとして初めてQuick Shareが新たにAirDropとのファイルのやりとりに対応しました。iPhoneなどへのファイル共有もより簡単になっています。

iPhone 17eとPixel 10a iPhone 17eとPixel 10aの主なスペック比較

デザインとサイズ感の違い iPhone 17eがコンパクトで持ちやすい

 iPhone 17eのデザインは、先代モデル「iPhone 16e」を踏襲しており、シンプルでなじむデザインに仕上がっています。背面にはマットでサラサラとした触り心地の加工が施されたガラス素材を採用し、側面はアルミニウムフレームです。引き続き片手でも使いやすく、約169gと軽量なので、長時間使っても疲れにくいのが気に入っています。

iPhone 17eとPixel 10a iPhone 17eの外観

 一方、Pixel 10aも先代モデルである「Google Pixel 9a」からデザインは大きく変わっていません。ただ、カメラの出っ張りがなくなり、前面・背面ともに完全フラットです。直接、机に置いてもガタガタすることはなく、ズボンのポケットなどに入れたり、出したりするときにカメラが引っ掛かったりすることがないのもうれしいポイントでした。ちなみに、背面はプラスチック素材を採用し、側面はアルミフレームです。

iPhone 17eとPixel 10a Pixel 10aの外観

 両機種ではサイズの数値も、実際持った感じも大きく印象が違います。よりコンパクトで、扱いやすいのはiPhone 17eです。約169gとより軽いため、ふとしたときに手に取りたくなります。

 Pixel 10aの方も現行スマートフォンの中では十分コンパクトで、筆者としてもサイズ感は気に入っています。iPhone 17eと比べると一回りほど大きいですが、だからといって大きすぎることはなく、画面がより大きいので表示の見やすさはPixel 10aに軍配が上がります。

 筆者は、どちらかといえばシンプルで美しいiPhone 17eのデザインが好みです。ただ、動画などのエンタメコンテンツを楽しむ機会が多いこともあり、実際に使ってみて気に入ったのは、画面の大きなPixel 10aでした。デザインや使い心地は好みによるところが大きいため、ぜひ一度手に取って比べてみてください。

iPhone 17eとPixel 10a
iPhone 17eとPixel 10a いずれも左がiPhone 17e、右がPixel 10a

 次に、ディスプレイについて見ていきましょう。iPhone 17eは、ノッチデザインを採用した約6.1型ディスプレイ(有機EL)で、Pixel 10aはパンチホールデザインを採用した約6.3型ディスプレイ(有機EL)です。仕様上、画面の明るさ(輝度)はPixel 10aの方がより明るいですが、どちらも屋外の直射日光下での視認性は良好でした。ベゼルはどちらもやや太めですが、使っていれば慣れてくるので問題ありません。

iPhone 17eとPixel 10a 左がiPhone 17e、右がPixel 10aのディスプレイ

 大きな差となるのが、画面のリフレッシュレートです。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回切り替えられるかを示したもので、数値が高いほどスクロールやアニメーションが滑らかな表示になり、残像感が少なくなります。

 今回の2機種では、iPhone 17eが60Hzに対し、Pixel 10aは60〜120Hzとより高リフレッシュレートに対応しています。そのため、Pixel 10aの方がネット検索時のスクロール表示などがより快適です。

 現在使用しているスマートフォンが高リフレッシュレートに対応している場合は、快適さに差を感じやすいので注意してください。

動作感はゲームで差を実感も、日常使いでは大差なし

 次に、動作感です。動作面を支えるプロセッサは、iPhone 17eが「A19」、Pixel 10aは「Google Tensor G4」を搭載しています。ベンチマークスコアはiPhone 17eが221万9170、Pixel 10aが156万9397でした。CPU、GPU、メモリなどの項目もiPhone 17eが上回っています。

iPhone 17eとPixel 10aiPhone 17eとPixel 10a 左がiPhone 17e、右がPixel 10aのスコア

 なお、搭載OSが異なるため、ベンチマークスコアだけで性能を単純に比較することはできません。数値はあくまで参考としてご覧ください。

 それぞれじっくり使ってみましたが、基本的な動作については、どちらも快適で大きな差はありません。少しでも快適さを求めるならiPhone 17eですが、Pixel 10aを選んでも不満を感じることはないでしょう。

 一方で、ゲーム性能については、ハッキリとした差を感じます。最高設定にした原神・鳴潮・スターレイルなどの重い3Dゲームを遊ぶと、Pixel 10aでは重く、カクつきも多いですが、iPhone 17eだと難なく楽しめます。

 とはいえ、電話やメール、ネットブラウジング、SNSといった日常的な使い方では、体感できるほどの差はほぼないと言っていいでしょう。自分の用途に合わせて選んでみてください。

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