iPhoneが10%値上げしたら、中古iPhoneの価格は個人間売買で10%前後上昇する Belongが予測

» 2026年06月29日 14時37分 公開

 中古スマートフォン販売「にこスマ」を運営するBelongは、6月29日にAppleによるiPhone価格改定が行われた場合を想定した中古スマートフォン市場へ与える影響と価格変動予測について発表。フリマアプリなどの個人間売買市場の取り引きデータを分析/参考にしたものとなる。

 2022年7月には、主に円安に伴う為替レートの調整を要因としてiPhoneの価格改定が行われた。個人間売買データをもとに中古 スマートフォン市場の動向を分析したところ、改定後のピーク時には11.5〜13.4%の販売価格上昇を確認したという。

 同社はこの時の市場データを参考に、現在の中古スマートフォン市場での最新モデルの直近価格を適用したシミュレーションを実施して動向を分析。今後、主要なiPhoneモデルで一律10%の値上げが実施された場合、個人間売買市場の販売価格は9.8〜12.4%上昇すると予測している。

にこスマ 中古スマートフォン市場の価格変動(2022年7月)
にこスマ iPhone価格改定が行われた場合を想定した中古スマートフォン市場への影響予測

 短期的な価格上昇の背景には新品価格の値上げに伴い、より手頃な端末を求める消費者が中古スマートフォン市場へ流入することが挙げられる。価格改定発表を受けた駆け込み需要が一時的に集中し、結果として販売価格が急速に押し上げられると考えられるという。

 価格がピークに達した後は2〜4カ月で徐々に落ち着き、長期的には価格改定前の価格水準へと収束していくと予測。一時的に高まった需要が一定期間で一巡すること、中古スマートフォンは基本的に日数の経過とともに市場価値が自然と下落していく性質などにより、一時的に価格が高騰するも最終的には値下がりへ転じるとしている。

にこスマ 長期的には2〜4カ月で価格改定前の価格水準へと収束していくと予測

 予測数値は過去のデータと現在の市場トレンドから算出したBelong独自の予測値で、容量は256GBを想定。また、状態は各サービスの最高グレード相当を想定している。

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