iPadやMac値上げでiPhoneはどうなる? Apple直販は価格維持も、キャリアや量販店で値上げの動きが続く

» 2026年06月26日 12時12分 公開
[田中聡ITmedia]
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 Appleが6月25日、直販サイトのApple Storeで販売している製品を一斉値上げした。対象となるのはMac、iPad、Apple TV、HomePod、Vision Proなどで、iPhone、Apple Watch、AirPodsは現時点では値上げされていない。

 メモリ価格や原材料費の高騰を受け、デバイスメーカーの多くが値上げを余儀なくされている。スマートフォンも例外ではなく、2026年はハイエンドモデルで20万円超え、折りたたみで30万円超えのモデルも登場している。

 Appleのティム・クックCEOは、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、メモリとストレージの半導体価格高騰を受け、同社製品の値上げを計画している旨を述べており、早くも実行した形となった。

 Apple Storeでは、iPad(A16、128GB)が5万8800円から7万4800円に、iPad mini(A17 Pro、128GB)が7万8800円から9万9800円に、iPad Air(M4、11型、128GB)が9万8800円から12万9800円に値上げされている。

iPad 先代から価格が据え置きだった「iPad(A16」も7万4800円からに値上げされた

 iPhoneも今後、値上げの対象になる可能性は高い。「iPhone 17e(256GB)」は現行iPhoneの中では唯一10万円を切る9万9800円で販売されており、コストパフォーマンスの高さでお買い得といえる。iPhone 17eの上位モデルに当たる「iPhone 17(256GB)」は12万9800円で、昨今のハイエンドモデルとしては安価な部類に入る。iPhoneの購入を検討している人は、今が買い時といえる。

iPhone 17e 10万円未満で購入できる「iPhone 17e(256GB)」はお買い得モデルといえる

 なお、iPhoneを販売しているキャリアも、順次値上げを実施している。ドコモは4月17日に、オンラインショップでiPhone 17e(256GB)を11万9900円から13万1219円に、iPhone 17(256GB)を15万2900円から16万4197円に、「iPhone 16(128GB)」を13万3265円から14万5706円に値上げした。ただし残価も上げることで、いつでもカエドキプログラム適用時の実質負担額は維持している。

 ソフトバンクでは、6月12日にオンラインショップでiPhone 17(256GB)を15万9840円から16万4160円(+4320円)に、iPhone 17 Pro(256GB)を21万9600円から22万7520円(+7920円)に、iPhone 17e(256GB)を12万4560円から13万3200円(+8640円)に値上げした。新トクするサポート+適用時の実質負担額は変わらない場合がある。例えばMNPの場合、iPhone 17(256GB)とiPhone 17e(256GB)の2年24円は維持されている。

iPhone 17 ソフトバンクのiPhone 17価格。256GBモデルは値上げされたが、MNPの実質負担額は2年24円で変更はない

 また、ヨドバシカメラのヨドバシ・ドット・コムでは、iPhoneのSIMフリー(オープン市場向け)モデルが高額に設定されている。例えばiPhone 17(256GB)は14万2780円、iPhone 17e(256GB)は10万9780円、iPhone 17 Pro(256GB)は19万7780円となっており、Apple Store価格よりも高い。

iPhone 17 ヨドバシ・ドット・コムではiPhone 17e(256GB)が10万円を超えている

 ビックカメラ.comでは、6月26日時点でiPhoneの全モデルが「販売休止中です」「予定数の販売を終了しました」と表示されており、購入できない。Amazon,comも同様で、iPhoneは在庫切れとなっている。こうした販路でも今後、値上げの可能性がありそうだ。

iPhone 17 ビックカメラ.comでは、SIMフリーiPhoneを購入できない状態となっている

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