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Microsoft、オンラインゲームサービスに新機能 海賊版対策など

» 2009年03月26日 07時30分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは3月24日、オンラインゲームサービス「Games for Windows - Live」の新機能をゲーム業界イベントGame Developer Conference(GDC)で発表した。

 3つの新機能のうち1つは、発売前にゲームの海賊版が出回るのを防ぐ対策。2つ目は、ゲーム内マーケットプレイス。新しいMarketplace APIを公開し、開発者がゲーム内にストアを設けてコンテンツを販売できるようにする。3つ目は、PCゲーマーが自分の設定をGames for Windows - Live上に保存して、ほかのPCからでも利用できるローミング機能だ。

 同社はこの日、無料ゲーム開発ツール「XNA Game Studio」を春にアップデートすることも明らかにした。ビデオ再生が改善されるほか、新しい音声API、カスタマイズされたアバターへの対応、チャットしながらプレイできるLIVE Party機能などが加わる。Xbox 360用ゲームの開発を支援するプロ向け製品「Xbox 360 Development and Test Kit」も披露した。

 ゲーム開発コンテスト「Dream-Build-Play」の3回目の開催も発表。開発者は4月6日から自作のゲームを応募でき、優勝者には賞金と「Xbox LIVE Arcade」でゲームを公開する機会が与えられる。優勝者は秋に発表の予定。昨年のコンテストには1万人以上が応募し、賞金額は合計7万ドルに上ったという。

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