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理想の働き方を形にする――「Well-being」実現への道

テレワークやハイブリッドワークなどニューノーマルな働き方が広がっている今、従業員の健康や幸福にも目を向ける企業が登場している。しかし、そうした「ウェルビーイング」を高める取り組みは簡単ではない。本特集では、ウェルビーイング向上につながる施策の在り方を、知識やITツールなど多方面から探る。

PickUp!

従業員の幸福を重視する「ウェルビーイング」の重要性は認識しつつも、曖昧な考え方をどう施策に落とし込めばいいか悩むことがある。今回はウェルビーイング向上を実現する方法を紹介する。

(2022年4月15日)

企業経営で利益だけを重視する時代は終わり、従業員の健康や幸福といった要素を無視できなくなった。そこで注目されるのが「ウェルビーイング」だ。従業員の健康管理やモチベーション向上によって企業の成長を狙う取り組みを解説する。

(2022年3月8日)

ウェルビーイングの概要や取り組み

ウィズコロナ時代の健康経営:

新型コロナウイルスはこれまで企業が取り組んできた「健康経営」にどのような影響を及ぼすのか。“ビフォーコロナ”と“ウィズコロナ”の比較で明らかになった新たな課題とは?

(2020年6月19日)
「総務」から会社を変える:

『月刊総務』編集長の豊田健一氏による、総務とDXを巡る連載。コロナ禍の中、いかに従業員の「健康」を維持・増進し、「幸福」へとつなげられるかが総務主導で生産性を高めるカギだと豊田氏は指摘する。

(2020年10月5日)

日立が、従業員の行動データから組織全体の“幸福度”を測定し、人工知能がよりよい働き方を助言する実証実験を実施。アドバイスによって幸福度と業績が向上したという。

(2017年6月26日)

KDDIが、AIを活用した社員の体調管理を強化。業務用スマホに、日常生活や働き方に関する質問を毎日1問送信。結果を分析し、体調を崩す兆候がある人をフォローする。

(2020年9月10日)

「睡眠報酬制度」を導入したCRAZYの森山社長は「社会実験そのもの」と話す。前代未聞の取り組みがスタートして約5カ月、社員の反応は? その成果は? 現在の状況を聞いた。

(2019年3月13日)

ウェルビーイング向上につながるテクノロジー

NTTPCコミュニケーションズが、リストバンド型デバイスでテレワーク中の従業員の心的ストレスを計れるサービスを3月から提供する。

(2021年1月20日)

日立製作所が、スマホ搭載の加速度センサーで、職場など組織の“幸福度”を計測する技術を開発した。

(2017年10月4日)

Microsoftはコラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」の複数の新機能を発表した。コロナ禍下、自社で培ったハイブリッドワークのノウハウを込めた。会議室用のインテリジェントカメラやリモート用のスピーカーなどのハードウェアも発表した。

(2021年9月10日)
Ignite 2020:

MicrosoftがWeb会議サービス「Teams」の新機能を多数紹介した。リモートワークでのストレス軽減、生産性向上のための「バーチャル通勤」や瞑想機能、8月から提供の「Togetherモード」の新シーンなどだ。

(2020年9月23日)
プラマイデジタル:

SXSWのピッチイベントで優勝したHume AIの「共感型AI」はウェルビーイングへの貢献をうたう。

(2022年4月5日)

新しい働き方に取り組む企業

パナソニックは18日、社員の希望により週に3日間休める「選択型週休3日制」を試験的に導入する方針を明らかにした。22年度内の導入を目指す。

(2022年4月18日)

LINEが、社内の部署ごとに勤務ルールを作ることができる新たな勤務制度「LINE Hybrid Working Style」を10月に導入すると発表した。出社前提の就業規則を変更し、オフィス出社とテレワークの比率を各部署が決めるとともに、勤務地の制限も緩和する。

(2021年9月16日)

メルカリが全社員向けの新たな勤務制度「YOUR CHOICE」を始めた。社員がリモートか出社かを選択できる上、勤務場所についても日本国内であればどこでも勤務可能になる。

(2021年9月1日)

NTT、リモートワークを基本に。国内で働く全グループ社員が対象だ。自宅からオフィスが遠くてもリモートで働けるため、転勤や単身赴任も不要になる。

(2021年9月29日)

ヤフーが、同社の従業員を対象に、9月末でリモートワークの回数制限やフレックスタイム制のコアタイムを廃止すると発表した。

(2020年7月15日)