高性能でスタイリッシュな大画面ノートPCを自分でアレンジできる――LaVie GタイプRX(1/3 ページ)

» 2004年05月27日 19時00分 公開
[土田一彰,ITmedia]

スタイリッシュなデザインの「LaVie GタイプRX」

 LaVieシリーズのなかでも、ひときわスタイリッシュなデザインが目を惹く「LaVie GタイプRX」。シルバーとブラックのツートンカラーをまとったA4サイズのスリムボディは、ビジネス、ホームを問わず幅広い利用シーンで映える外観だ。

 そして、実際に手にしたときに感じるのは、パームレストやトップパネルなど、ブラックの部分に配された表面加工の心地よさ。表面にはプロテイン塗装が施され、適度なざらつきがあるため、手触りがいいうえに持ち運ぶときにも滑りにくい。

LaVie GタイプRX

 通常のマグネシウム筐体などでは、長時間使用していると手の汗や脂が気になることもあるが、直接手が触れるパームレスト部分などにはこうした加工が施されているため、ベタツキも極力抑えられる。夏場を迎えるこれからの時期には、特にそのありがたみを実感できるだろう。

 今回の夏モデルでは、筐体デザインに変更はなかったものの、薄型で軽量なボディは健在だ。ディスプレイには、全モデル共通で、1400×1050ピクセル(SXGA+)の高解像度表示に対応する14.1インチ低温ポリシリコン液晶を搭載し、DVD Multiドライブなどを搭載可能な拡張ベイを備えながら、厚さは29.7ミリ(最薄部)に抑えられている。

 拡張スリムベイには、約9.5ミリの薄型DVDドライブのほか、標準添付の拡張ベイカバーや別売のセカンドバッテリーも装着できる。重さは、拡張ベイカバーを装着した場合は約2.1キロ、ドライブ装着時では約2.3キロ。モバイルユースをメインというわけにはいかないが、持ち運びも充分可能な仕様だ。14.1インチディスプレイと光学ドライブを搭載しながら、この薄型軽量ボディを実現している点は評価に値すると言えるだろう。

拡張スリムベイには、DVDドライブのほか、持ち運びの時に重さを抑えられるベイカバーやセカンドバッテリーも搭載可能

 インタフェースは、USB2.0×3、IEEE1394、有線LAN、PCカードスロット、CFカードスロット、SDメモリーカードとメモリースティックに対応するデュアルメモリースロットなど、薄型ボディにしては充実の装備。キーボードも文字キーはすべて19ミリのフルピッチ、ストロークも3ミリが確保され、快適なキータッチとなっている。

19ミリピッチのキーボードと手触りも考慮されたパームレストで、入力環境は快適だ
本体右側に(左から)ワイヤレスLANスイッチ、音量つまみ、ヘッドホン、マイク、CD/DVDドライブ、USB2.0×3を装備
左側には、(左から)有線LAN、モデム、IEEE1394、CFカードスロット、PCカードスロット、デュアルメモリースロットを装備
背面にはバッテリーのほか、外部ディスプレイ端子をカバー内に装備する
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