今年の夏は「PCで全部録る!」ことにした──第2話「mAgicTV ServerConceptVersionで裏番組録画に挑戦」「アットワンス録画」も「裏番組録画」も思うがまま(3/3 ページ)

» 2004年08月04日 08時13分 公開
[寺崎基生,ITmedia]
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同時録画を成功させるTips「システム編」

 複数枚同時録画を行おうとする場合、単純にGV-MVP/RXを複数購入してくればいいというものではない。動かないことはないが、キャプチャーカードの性能をフルに引き出すために、注意すべきポイントがある。

 まず、アンテナの問題だ。複数のキャプチャーカードを利用する場合アンテナ入力もそれぞれのカードごとに複数必要になる。多くの家庭では、アンテナのコネクタは部屋ごとに一つか二つだろう。テレビやビデオデッキなどとの共存を考えれば、どうしてもアンテナを分岐する必要が生じるはずだ。

 アンテナを分岐する場合、市販の分岐コネクタを利用するのが最も簡単で作業も早くできる。大型電気店やホームセンターなどで、2分岐から4分岐まで、多種多様な分岐コネクタが販売されている。

複数のキャプチャーカードを使用するときには、アンテナを分配して増やしておく必要がある

 マンションなどの共同受信アンテナの場合には、すでにブースターが設置されている可能性もあるため、単純な分岐パーツでも受信感度が不足することはないだろう。しかし、アンテナが各戸ごとに設置されているケースでは、このような単なる分岐パーツを利用すると受信感度が不足して、画質の劣化を引き起こしてしまうことがある。そういった場合には、家庭用のアンテナブースターが必要になる。

 用意する順序として、分岐コネクタを初めに購入し、それで受信感度が不足するような場合にブースターを追加すればいいだろう。ブースターには分岐機能がなかったり、2分岐程度のものが多いので、先に購入した分岐パーツが無駄になることもないはずだ。

 アンテナ以外には、HDDのパフォーマンスにも気を付けたい。6番組同時録画までいかなくとも、3番組程度の同時録画であってもHDDに高いパフォーマンスが要求される。

 加えて書き込み先ドライブを、OSがインストールされているドライブとは別のドライブにするのがお勧めだ。ひとつのHDDを、パーテーションを区切って利用するのは、ファイル管理の視点からは便利だが、HDDのパフォーマンスととってはあまりよくない。

 最後に、発熱の問題も考えておこう。アテネのイベント開催時期はちょうど真夏真っ盛りであるため、ただでさえPCの筐体内部は高温になりがちだが、キャプチャーカードが複数装着されていると、その発熱はより一層激しくなる。

 そのため、ケースファンを追加したり、より回転数の高いファンに交換したりするなどの工夫が必要となる場合がある。ケースのサイドパネルを開け放すという手もあるが、筐体設計やエアフローによってはCPU温度が上昇してしまう場合もあるので、BIOS設定やユーティリティなどで確認しておこう。

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