1位 キヤノン、インクジェットプリンタのデザインを一新。9機種を発表
2位 「今年の夏はPCで全部録」った秋に思ふ――1万円でHDTV出力できるならこれ欲しい
4位 デスクトップ並みになったテレパソノート──NEC 「LaVie L LL770/AD」
5位 700万画素CCDに5倍光学ズームレンズ搭載のクラシカルなOptio――Optio 750Z
6位 エプソン、A3ノビ対応の「PX-G5000」をはじめプリンタ新製品5機種を発表
8位 ヤン車御用達の超ロングネオン管がついにPCにも登場――「光モノ」はやはりこの方向なのか
9位 NVIDIAもATIも「初出プレイアブルデモ」に人気が集中
10位 エプソン、インクジェット複合機ラインアップを強化。4機種を発表
インクジェットプリンタの両雄といえば、いわずと知れたエプソンとキヤノン。年賀状やクリスマスカードでにぎわう年末商戦を意識して、毎年、この時期に新製品が発表されるわけだが、ライバルを激しく意識するあまり、このところ、製品発表会の日程をまともにぶつけ合っている両社である。
昨年の発表会対決は、技術情報をじっくり照会する「質実剛健」なキヤノンにたいして、エプソンは「あやや」と「つよインク」でエンタメ志向に思いっきりシフト。そのおかげが、メディア的露出度や読者アクセス数的では、エプソンの優勢勝ちといったところに。
「いまどきのユーザーを唸らせるには、技術一辺倒ではいかんいかん」と昨年の反省からか、今年のキヤノン発表会には長谷川京子さんが登場。アクセスランキングもキヤノンの記事がトップと、最高でもランキング6位に甘んじたエプソンを抑えて、今年はキヤノンに勝利の女神が微笑んだかっ!
……っと、待った待った。トップを飾ったのはあくまでも製品ニュース。6位のエプソン記事も同様に製品ニュースだ。
「やっぱり、ITmediaの読者はアイドルより製品そのものが気になるのね」
そいつはよかった、と編集部としては安心しつつ、発表会そのもののを取り上げた記事のアクセス数を調べてみると、7位には「あややとモー娘」ですべてが決まっちゃったらしいエプソンの発表会記事がランクイン。対する「ハセキョー」キヤノンの発表会記事はTOP10にわずかに及ばず13位に。
さすがは「アイドルフリーク」のツボを突くのがうまいエプソン。今年も「あやや」+「モー娘」の最強タッグで「発表会対決」に勝利を収めた感があるが……
「ちょっとちょっと、この記事“あやや”と“モー娘”の写真がメインなのね」
ということで、両社のお偉方が自社の方針をアピールする、本来の発表会的記事のランキングで比較してみようか。
キヤノン販売の村瀬社長が「ホームプリントの時代だっ」と主張する記事は“ハセキョー”とセットで13位にランクイン。そして、セイコーエプソンの草間社長が「シェア50%以上を目指すっ」と意気込んだ記事は……
えーっと。なにはともあれ、今年の勝者「も」モー娘を脇に従えて主役を立派に務めた、松浦亜弥であることに、どうやら間違いなさそうだ。
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