第8回 料理と写真とおいしさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

» 2004年10月29日 16時03分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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いろんな撮り方をしてみよう

 今回は技術的な話から入ったわけだが、他にもコツはいろいろとある。

 一口に料理を撮るといっても、お店のメニューに載せる写真を撮るわけじゃないので、お皿ごと写ってなきゃいけないとか、料理が全部写っていなければならないなんてルールはない。撮りたいように撮ってみるといい。

 ちょっと斜めから撮ると立体感が出るし、縦位置にして撮ると奥行きが出る。マクロらしくめいっぱい近寄って撮るのもいいけど、手ブレが目立ちやすくなるのでほどほどに。

ちょっと低い位置から遠近をつけて撮ってみた。これは肉料理。子羊の肉でソースは木の実とバジル(オリジナル画像はこちら

 例えば上から光が落ちているテーブルで真上から撮ろうとすると料理に影が落ちちゃう。これはよくない。テーブル上の位置によって光の当たり方が変わるようなら(テーブルにスポットライトを当てているような店ではありがち)、ちょっと料理の位置を明るいとこに動かすのもいいかも。

気をつけないとこのように影が落ちちゃうことも

 あとはおいしそうに見えるよう気持ちを込めて撮ってください。

 で、いろいろ書いてきたけれども、一番大事なのは「手ブレしないこと」だ。色が多少ずれたり露出がずれて暗く写ったりしたのは、いざとなればパソコンでレタッチしてやれば救えるけれども、手ブレだけはどうしようもないから。こういうときに強いのが手ブレ補正機能付きのデジカメ。今回はパナソニックの「LUMIX DMC-FX7」を使ったけれども、こういうデジカメはさすがに強力だ。

こちらはデザートを縦位置で撮影。縦位置だとぶれやすいのだが、LUMIX DMC-FX7の手ブレ補正機能のおかげで1/8秒でもぶれずに撮れた(オリジナル画像はこちら

 そして何より大事なのは、手早くちゃちゃっと撮って、おいしく食べること。あれこれ撮って遊んでる間に料理が冷めたら台無しだし、作ってくれた料理人にも失礼ってもんだ。

 もし私が料理人だったら「ああ、撮るのはいいけど、冷めないうちに食べてね」って祈るような気持ちになると思うから。

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