レビュー
» 2004年12月07日 08時00分 公開

迷わず勧められる、現時点で最強クラスのDVDドライブ――「PX-716A」を試す (1/2)

12倍速、16倍速と、あっという間に高速化された今年のDVDドライブ製品。アキバのバルク市場では、中には数千円台で購入できる16倍速対応製品も登場し、どれを選べばいいのか迷うユーザーも多い。プレクスター「PX-716A」はそんな迷いを払拭できる製品なのだろうか。

[小林哲雄,ITmedia]

 プレクスターは高性能かつ堅実な動作、そしてオーディオ機能などにもこだわる「こだわりユーザー」好みの製品を送り続けている。その同社がリリースする16倍速DVD記録/DVD+R DLに対応した内蔵DVDデュアルドライブ、それが「PX-716A」だ。

photo プレクスター「PX-716A」
(今回試用したのは試作機のため、製品版では仕様が異なる可能性があります)

設置しやすい短いシャシーに、ブラックベゼルも付属

 同社の4代目となった記録型DVDドライブ製品であるが、まずはデザイン面から見ていこう。

 今回はシャシーを一新し、奥行き170ミリと短いサイズになった。内部スペースにゆとりの少ないブック型薄型ケースやキューブ型ケースにも向いたものとなっている。奥行きが短い製品としてLITE-ON「SCHW-812S」などが挙げられるが、比べてみるとほとんど同一であった。

photo PX-716A(左)、SCHW-812S(右)。双方スペック上では奥行き170ミリと同一。ただしPX-716Aのスペックはベゼルを除くサイズであるため、ベゼル分のみ長い結果となった

 また、従来は限定モデルなど発売されることもあったブラックカラーのベゼルが同梱されるため、ケースカラーに合わせて付け替えることも可能となっている。

photo ブラックベゼルも付属する

16倍速記録時はフルCAV方式を採用

 次は最も気になるであろう、記録性能や機構をチェックしていく。

 まず、心臓部となるピックアップは、従来使われているメカニカルチルト機構(市販されている多くのドライブはこれのみを採用する)に加え、液晶チルトを併用する独自技術である「Intelligent Tilt」機構を採用した。

 これにより、記録時の阻害要因となるディスク面の傾きや収差を最小限に押さえ、高速回転におけるディスクの挙動を動的に把握し制御することで高品位な記録が行える。

 そしてDVD+-R記録は、16倍速書き込み時にはフルCAV方式、それ以下の速度時には設定速度でCLVに変化するP-CAV方式を採用する。DVD+RW記録もファームアップデートにより8倍速記録対応(P-CAV)となる予定、DVD+R DL記録は4倍速CLV、DVD-RW記録は4倍速CLV、そしてDVD-R DL記録にも後日アップデートにより対応予定となっている。

 大小さまざまな容量のファイルやフォルダを適当に混ぜた約4.3Gバイト分のファイル群を、DVD+Rメディアに記録してみた。記録終了まで時間と平均速度は以下の通り。

記録速度設定記録速度設定平均書き込み速度
16倍速5分49秒11.78倍速
12倍速6分25秒10.25倍速
8倍速8分23秒7.85倍速
photo NeroCD/DVD Speed 3.40による16倍速記録時のグラフ
photo 12倍速記録時のグラフ
photo 8倍速記録時のグラフ

記録品質を向上させるこだわりメカと技術

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