「一太郎」ヘルプボタンデザイン変更モジュール公開へ

» 2005年03月01日 13時43分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムは3月1日、「一太郎」「花子」のヘルプモードボタンのデザインを変更できるモジュールを3月2日から同社サイトで公開すると発表した。両ソフトをめぐる松下電器産業との特許紛争に対応した措置。

 松下との訴訟では、ヘルプモードをオンにするボタンにマウスのイラストが入っており、これが松下が特許を持つ「アイコン」に当たるとされた。

 アップデートモジュールを適用するとボタンのデザインが変更される。モジュールを適用しなくても、製品は通常通り使用できるとしている。

 対象ソフトとバージョンは以下の通り。

製品 バージョン
一太郎 9/10/11/12/13/2004/2005
花子 9/10/11/12/13/2004/2005
ATOK 12/13/14/15/16/
三四郎 9/2005
一太郎 for Linux -

 特許紛争では、東京地裁がジャスト側の特許侵害を認め、両ソフトの製造販売停止と廃棄を命じる判決を言い渡した。ジャストは控訴しており、判決は確定していない。両ソフトの最新バージョンは2月に予定通り発売された。

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