ワコムがこのほど発売した液晶ペンタブレットの新製品「Cintiq 21UX」。“そのまま画面にペンで字や絵がかける”という液晶ペンタブレットの特徴はそのままに、1600×1200ドット(UXGA)表示対応の21.3インチ大型液晶パネルで強化した同社最強のフラッグシップモデルだ。
一般ユーザーであっても、液晶ペンタブレットは使ってみると実に便利な製品であるが、これが気になるのはやはりクリエイティブ系ユーザーだろう。
今回、これまで「ITちゃん」(って何? という人はこちらを参照。関連記事1、関連記事2、関連記事3)を無理矢理描かせてきた無名の漫画同人・シコタホA(仮名)を召喚。旧15インチモデルである「Cintiq C-1500X」(関連記事参照)使用歴が3年とちょっと、という彼に短時間ながら触ってもらった。
実際に触ってもらう前に、Cintiq 21UXのスペックを確認しておこう。
液晶表示部 | |
液晶パネル | 21.3インチアモルファスシリコンTFT |
表示部面積 | 432×324ミリ |
最大解像度 | 1600×1200ピクセル |
表示色 | 1677万色 |
画素ピッチ | 0.270×0.270ミリ |
輝度 | 250カンデラ/平方メートル |
コントラスト比 | 400:1 |
視野角 | 水平/垂直170度 |
同期周波数 | 水平75kHz/垂直60Hz(UXGA時) |
インタフェース | アナログRGB、DVI-I |
タブレット部 | |
読み取り | 電磁誘導方式 |
読み取り可能範囲 | 432×324ミリ |
読み取り分解能 | 最高200ライン/ミリ(0.005ミリ) |
読み取り精度 | ±0.5ミリ、周辺部(幅20ミリの範囲)は±2.0ミリ |
読み取り可能高さ | 5ミリ |
データ転送速度 | 最高133ポイント/秒 |
筆圧レベル | 1024レベル |
インタフェース | USB |
本体サイズ | |
本体 | 535(幅)×418(奥行き)×60(高さ:スタンド設置状態時)、48(高さ:フラット設置状態時)ミリ |
スタンド | 329(幅)×299(奥行き)×165(高さ)ミリ、回転:+180度〜−180度、傾き:垂直から25度〜80度 |
重量(スタンド含む) | 10.2キロ |
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