世界PC出荷、Gartner調査も2けた成長ながら米市場が低迷

» 2005年04月19日 21時18分 公開
[ITmedia]

 米Gartnerは4月15日、2005年第1四半期(1〜3月期)の世界PC市場に関する速報値を発表した。世界全体では前年同期比10.3%増の5040万台を記録した。

 地域別での動向を見ると、米PC市場が低迷した一方で、欧州・中東・アフリカ地域における出荷数が当初の予想を上回ったという。しかし、企業需要に関しては、世界市場全体において期待された出荷数を達成できなかった。

 世界市場におけるベンダー別出荷シェアは、Dell(16.9%)、Hewlett-Packard(13.9%)、IBM(4.6%)、富士通/Fujitsu Siemens(4.1%)、Acer(3.7%)、その他(56.9%)となった。

 Dellの世界市場における成長率は、低調な米国市場によって引き下げられ、10四半期ぶりに20%増を達成できず、13.7%増にとどまった。しかしながら、それでも同社の成長率は市場平均より高く、今期を含め5四半期連続で世界PC市場シェアのトップを獲得した。

 一方、米国市場でのベンダー別出荷シェアは、Dell(32.0%)、HP(17.2%)、Gateway(5.4%)、IBM(4.1%)、Apple(3.7%)、その他(37.6%)。

 米国市場では、低価格化によりノートPCの販売が拡大したが、デスクトップの落ち込みを補うまでにはいたらなかった。ただ、ほぼすべてのメーカーが期待通りの成長を達成できなかった一方で、Appleの出荷台数は45.1%増加し、東芝を抜いて5位に入ったのが注目される。Gartnerは、主にiMac(Mac mini含む)とPowerBookの成長が出荷をけん引したと分析している。

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