レノボ・ジャパンは6月2日、ThinkPadおよびThinkStationのワークステーション新製品を発表した。本記事では、今回発表された新製品の特徴と、発表会の模様についてお届けしよう。
今回の発表会では発売済みの製品を含む7製品が、2026年の新製品として発表された。各モデルの主要な仕様、特徴については以下の通りだ。
「ThinkPad P16s Gen 5 AMD」は16型ディスプレイを搭載しながら、約1.75kgという比較的軽量なボディーを実現したモバイルワークステーションだ。発売は6月中旬以降を予定している。価格は57万8600円から。
主な仕様として、CPUにRyzen AI PRO 400シリーズを採用し、メモリは最大96GB、GPUは最上位構成でNVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell Laptop GPUを選択できる。AMDのCPUを搭載した製品としては、初めてメモリモジュールにLPCAMM2を採用しているのも特徴だ。
「ThinkPad P1 Gen 9」は16型ディスプレイを備え、ディスクリートGPUを搭載しながら約1.8kgと軽量なThinkPadのワークステーションにおけるフラグシップモデルに位置付けられる。発売は6月下旬以降を予定している。価格は109万5600円から。
主な仕様として、CPUにIntel Core Ultra シリーズ3を採用している。Core Ultra 7/9だけでなく、Core Ultra X7/X9も選択可能だ。メモリは最大96GB、ディスクリートGPUは最上位構成でNVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell Laptop GPUを搭載できる。ディスプレイは3.2K解像度の有機ELや、より高解像度のWQUXGA(3840×2400ピクセル)のIPS液晶も用意されている。
「ThinkPad T1g Gen 9」は16型ディスプレイを搭載し、ディスクリートGPUとしてNVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPUを選択できる高性能モバイルノートPCだ。
製品名の通りワークステーションモデルの「Pシリーズ」ではなく、モバイルノートPCである「Tシリーズ」の最上位モデルとなるが、構成/性能面ではワークステーション製品と並ぶ高性能モデルという位置付けだ。発売は6月下旬以降を予定している。価格は107万3600円から。
主な仕様は、CPUにCore Ultra シリーズ3を採用し、メモリは最大96GBを搭載できる。本体重量は約1.8kgだ。
ThinkPad P14s Gen 7 AMDは14型ディスプレイを搭載し、あえてディスクリートGPUを非搭載とすることで、ワークステーション製品の中では最も軽量な約1.29kgを実現したモデルだ。こちらは既に発売中で、価格は63万1400円から。
主な仕様は、CPUにRyzen AI PRO 400シリーズを採用し、メモリは最大96GBまで搭載できる。本機に限り、今回発表されたモバイルワークステーションの中でメモリモジュールにDDR5 S.O.DIMMを採用している。
ThinkPad P14s Gen 7は14.5型ディスプレイを採用し、ワークステーション製品の中では小型ながらディスクリートGPUを搭載するモデルだ。本体重量は約1.63kgとなっている。既に発売中で、価格は70万5100円から。
主な仕様はCPUにIntel Core Ultra シリーズ3を採用し、メモリは最大96GB、ディスクリートGPUは最上位構成でNVIDIA RTX PRO 1000 Blackwell Laptop GPUを選択できる。
ThinkPad P16s Gen 5は16型ディスプレイを搭載し、重量が約1.79kgのモバイルワークステーションだ。既に発売中で、価格は71万6100円から。
CPUにIntel Core Ultra シリーズ3を採用し、メモリは最大96GB、ディスクリートGPUは最上位構成でNVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell Laptop GPUを選択できる。
デスクトップ型のワークステーションとして「ThinkStation P4」も新たに発表された。ThinkStation P4はThinkStationシリーズとして初めて、CPUの冷却に「液冷」が選べるようになっている。発売は6月下旬以降を予定しており、価格は45万1000円から。
搭載するCPUのRyzen PRO 9000シリーズはTDPが最大170Wと非常に高い。その優れたパフォーマンスを維持できるように、CTOメニューで液冷を選択可能にしたという経緯がある。メモリは最大256GB、GPUは最上位構成でNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwellを選択できる。
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