レビュー
» 2005年04月21日 08時00分 公開

開発者に聞く、“お化け探知機”の正しい使い方(前編) (2/3)

[岩城俊介,ITmedia]

初公開、ゴーストレーダーのプロトモデル

 そういったデータ取得や解析を続けながら、そしてそれらを研究する方などと知り合い知恵をもらいながら、いろいろな仮説を立て、プロトモデルを作成しました。

photo 驚異の初期プロトモデル。“それらしい”というなれば、これが一番インパクト大。市販の某玩具をベースに基本基板を設置し、液晶パネルが貼り付けられている。本体前面にセンサー、グリップ部に体抵抗値を計測する導線が飛び出ているといった仕組みだ

 初期プロトモデルは、第3者目で見るとかなり“いかした形”なのですが、実際問題これを持ち歩いて計測するとなると、かなり危ない奴と思われてしまうこともあって……コンパクトにした方がいいよ、と。

ITmedia なら某映画のような、掃除機に組み込んで背負うといった、より大げさなものも……もしや。

河原 ええ。もちろん話には上がりました。でもプロトですからそこまで……ということで(笑)。

 で、次に作成したのが2代めとなる進化バージョンです。

photo 2代めのバージョン。プラケースに基板、センサー各種を詰め込んみ、いくぶん小型化され、いくつかの可変抵抗つまみや、画鋲を加工したスイッチが備わる。そして背面には外部出力端子も搭載し、PCと接続しログデータのダウンロードも行えるようになっている
photo PCと接続し、ログのダウンロードも行えるようになった

 2代めでは、各種モードが切り替えられるような方式となりました。クロックも備えて、電磁波と体抵抗が計測できるようになっています。

photo そしてもう少し進化させ、さらに小型化させたプロトタイプ3代め。無線機のアンテナらしきものが“それらしさ”を物語っているが、それをのぞけば“怪しさ”はそれほどでもなくなった

ITmedia なるほど。完成型だけ見ると「どうせUSBメモリ付けているなら、USBでPCと接続できるようにして、ログ解析などもできるようになっていれば……」とも思ったのですが、そのあたりはあえて、と考えたほうがよさそうですね。

河原 はい。もちろん、開発に協力してくれたGRX(超常現象を研究する物語上の組織)では、そのいわゆる“プロフェッショナルバージョン”なる発展版開発も計画されており、ログ取得機能や、より高精度ないしセンサー数を増やしたようなモデルとなるかもしれません。

photo ゴーストレーダー、進化の過程

「PARAlogy」――そしてさまざまな仮説

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