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» 2005年07月11日 10時00分 公開

速度を求めるギガビット時代の本命NAS──アイ・オー「Giga LANDISK」(3/4 ページ)

[坪山博貴,ITmedia]

最大4台のUSB外付けHDDも接続可能で、異なるHDD間での自動定期バックアップも行える

 Giga LANDISKは4基のUSBポートを備え、最大4台のUSB外付けタイプのHDDを接続してそのままNAS用増設ドライブとして活用、あるいはUSBプリンタなどを接続してLAN共有できるなど“プラスα”の機能搭載も特徴の1つだ。

photo 本体前面にUSB1基とPCレスコピー操作時などに用いる「選択」「取外し」「コピー」といった操作スイッチが備わる(左)、本体背面はギガビットLANポート、USB3基が備わる(右)

 接続する外付けHDDは、Giga LANDISK専用のファイルシステムのほかFAT32にも対応するため、すでにFAT32フォーマットで利用している外付けHDDを接続し、そのまま活用できる。

 また本体前面に備わるUSBポートは内部設定を変更することで、USBマスストレージクラスに対応するメモリカードリーダーやUSBメモリ、デジカメなどを接続し、PCレスで自動バックアップを行うことができる「クイックコピー」という機能も備える。接続したUSBデバイスの切り離しもPCからの操作は必要なく、本体前面のボタン操作だけで行える点も便利だ。

 ちなみに筆者手持ちの別メーカー(NASキット+バルクHDDを組み込んだモデルも含む)のマスストレージクラス対応USB外付けHDDの3製品でもまったく問題なく認識され利用できた。

photo 内蔵HDDには複数の共有フォルダを作成可能で、USB外付けHDDを4台まで増設できる。外付けHDDがFAT32フォーマットである場合にはドライブ単位のみでの共有設定となるが、専用フォーマットを利用するとその外付けHDDでもフォルダ単位での共有も可能になる

 さらには仕事用として導入したいユーザーにとってはとくに欲するものと思われる、バックアップ機能も強力だ。「セルフバックアップ」機能により、本体内蔵のHDDと接続したUSB外付けHDD間とで、実行曜日や時間、バックアップするフォルダを指定し定期的な自動バックアップが行える。もちろん内蔵HDD内において、異なるフォルダに定期的にコピーを残すといったことや、日付と時刻をフォルダ名としてフォルダを自動生成し、世代別に残しておくこともできる。

 たとえば特定フォルダにおける日々の内容を、常に1週間ぶんだけ自動的に定期バックアップしておくといった使い方や、「Wake-Up on LAN」機能により、朝出社したらデスク上のクライアントPCからGiga LANDISKの電源を入れ、終業時間間際に自動でバックアップを実行してそのまま電源オフにといった使い方などが便利そうだ。なおWake-Up on LAN機能で電源ONにするためのユーティリティツールも付属している。

photo バックアップ指定はフォルダ単位レベルで曜日時刻の指定による自動実行が行え、上書き以外に複数世代ぶん保存するといったバックアップ方法も選べる。バックアップ実行結果はEメールで通知するといった機能も搭載される

 バックアップ機能を欲するWindowsベースのPCユーザーであれば、FAT32対応でもあるということには意味がかなり大きいといえる。FAT32でフォーマットしたUSB外付けHDDに、バックアップデータを保存しておけるのであれば、仮にGiga LANDISKが故障した場合であってもWindows PCに直結して読み出すことができるからだ。

「パフォーマンス」と「拡張性」を重視するユーザーにはとくに魅力

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