人気水冷キットにGPUブロックを“プラス”した「RESERATOR 1 PLUS」を試す週末アキバPick UP! レビュー(3/3 ページ)

» 2005年07月20日 19時29分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

文句なしに静かでよく冷える

 何とかうまくセットアップができたところで、RESERATOR 1 PLUSの冷却性能を検証してみよう。CPUとGPUのブロックを評価することになるが、CPUは「スーパーπ」の3355万桁計算直後の温度を、GPUは「3DMark2001SE」のテスト終了直後の温度をそれぞれ測定する。

 測定に使ったマシンの構成と結果は以下のとおり。比較データとしては、RESERATOR 1 PLUSを組み込む前にCPUとグラフィックスカードそれぞれのリテールクーラーユニットを使って測定している。なお、測定作業を始めたときの室内温度は摂氏28度、RESERATOR 1 PLUSに充填した冷却液の水温は摂氏30度。

CPUAthlon 64 3000+
HDDIDE接続(120Gバイト) + IDE接続(80Gバイト)
メモリPC3200/256Mバイト×4
グラフィックスカード玄人志向「RD955-A128C」(RADEON 9550搭載)

測定条件CPU測定前CPUスーパーPI後GPU測定前GPU 3DMark2001SE後
リテール環境30.5度39.8度30.5度34.0度
RESERATOR 1 PLUS30.6度37.1度30.2度33.7度

 RESERATOR 1 PLUSはファンレスながらリテールクーラーユニット同等(CPUの冷却ではそれ以上)の冷却性能が確認できた。時系列変化を見てみても、測定開始後から温度の低下は早く、CPUブロックにおいてはリテールクーラーより約1分も早く冷却温度まで下がっている状況だった。また、気になる静音性能もポンプからわずかに低い動作音が聞こえる程度で、リテールのクーラーユニットを組み込んだ状態から格段に向上する。

 以上のように、冷却パーツとしての性能にはなんら文句の付けようがない。ある程度場所に余裕があって新たに水冷にチャレンジするなら、手放しでお勧めできる逸品だ。

 ただし、従来モデルからの仕様変更が少ないため、従来ユーザーが“PLUS”に乗り換えても、CPUに限って言えば冷却性能がさほど向上するわけではない。GPUの冷却に関してもオプションでGPU用のブロックを追加して“PLUS”相当にするのが無難だろう。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  6. DJI初の360度カメラドローン「DJI Avata 360」実機レポ 多彩な8K空撮、これは“空飛ぶOsmo 360”だ (2026年06月11日)
  7. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  8. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  9. 実売5万円切り! GEEKOMの格安ミニPC「AIR12」実機レビュー (2026年06月11日)
  10. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー