もちろんHDMI端子にて大型TVに接続し、リビングルームなどにて操作する場合のため、10フィートUI型インタフェースも備えている。基本操作は方向キーだけで行えるようになっており、視認性重視傾向のシンプルなインタフェースだが、それでも家庭用AV機器と比較すると情報量は多めで、操作レスポンスは比較にならないほど良好だ。液晶プロジェクタなど外部ディスプレイを利用する場合でも着座位置から快適に操作ができる
録画した番組から、ハイライトシーンだけを自動判別・ピックアップして再生できる「いいとこ観」機能も便利だ。野球・音楽・サッカー・相撲・ニュース・ゴルフといった番組ジャンルを設定することで自動ピックアップのアルゴリズムを変更することも可能となっている(もちろんそれ以外のジャンルにも対応できる)。
より便利だと感じるのは、「いいとこ観」で再生する時間を指定できることだ。たとえば2時間の番組を30分でチェックしたい、といった使い方ができる。この機能をある音楽番組で試してみたが、おおむね曲の歌いだし部分がきちんと判別され再生できた。誰が出ているのか、どのような曲を歌ったのかといった番組内容全般を素早くチェックする使い方において十分役に立ちそうだ。またニュース番組でも、各ニュースの冒頭や中継の開始部分などはほぼ確実にチェックできる。早朝のニュース番組を録画しておいて、出かける前にヘッドラインをチェックするといった使い方にも便利そうだ。
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