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» 2005年12月13日 20時38分 公開

ぐぁぁぁぁぁあっ! Athlon 64 FX-57で「Quake 4」をブン回せっ! (2/2)

[ITmedia]
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「Quake 4」をどこまで「ハイデフ」で楽しめるか

 「Quake 4」はPCゲーマーなら知らない人はいないFPSのビッグタイトル「Quake」の最新バージョンだ。前作「Quake3 Arena」から6年振りの新作で、国内でも10月27日にリリースされた。2004年に登場した「DOOM 3」の描画エンジンがさらにブラッシュアップされており、「Quake 3 Arena」よりも格段に美しい3D描画が楽しめるようになっている。

 もちろん「Quake 4」を髄まで楽しむには、高い3D性能が必須。FPSは「マウスで敵を狙って撃つ」という単純明快なゲームだが、ゆえに視点移動の操作と実際の画面のずれは許されない。また、画面内のオブジェクトが多くなったり複雑になったからといって、特定のシーンでフレームレートが低下することもゲームの障害になる。

 今回組み上げた「最強のゲームPC」でまず「解像度1280×1024ドット」を1つのターゲットにした。これは現在主流となっている17インチ液晶ディスプレイの解像度が1280×1024ドットであるから。「きれいな描画」のためにはディスプレイの拡大表示機能は利用したくない。

これは「800×600ドット」「MidiumQuality」と「1280×1024ドット」「HighQuality」のスクリーンショット。背景のディテールに注目。800×600ドットではジャギーが目立つが、1280×1024ドット綺麗に表示される。このように大きなオブジェクトが激しく動くような場面でも、Athlon 64 FX-57とGeForce 7800 GTXのNVIDIA SLI構成ならばHighQualityでスムースに表示される

 筆者のゲームPC環境であるAthlon 64 3500+とGeForce 6800GTの組み合わせで、まったくひっかかることなくスムーズに描画されるQuake 4を楽しめるのは「800×600ドット」「Midium Quality」が限界(なお、アンチエイリアスはオフにしている)。ちなみに最強ゲームPCで「AUTO DETECT SETTINGS」を使ってみたところ、「800×600ドット」「HighQuality」に設定された。さすがにAthlon 64 FX-57とGeForce 7800 GTXのNVIDIA SLIでそれはないだろう、と無視することにした。

 というわけで、まずは「1280×1024ドット」「UltraQuality」を手始めに試行錯誤してみたが、まったくひっかかりを感じなかったのは「1152×864ドット」「HighQuality」に落ち着いた。もちろんこれは筆者の主観的な評価である。そこで客観的な指標としてtimedemoのスコア(フレームレート)を表にまとめてみた。

屋外中心の戦闘シーンfps処理フレーム数処理時間
1280x1024Ultra115.51127797.7
High126.61127789
1152x864Ultra127.11127788.7
High129.21127787.3
1024x768Ultra127.81127788.2
High1281127788.1

屋内中心の戦闘シーンfps処理フレーム数処理時間
1280x1024Ultra112.3523346.6
High111.9523346.7
1152x864Ultra112.4523346.6
High112.1523346.7
1024x768Ultra112.1523346.7
High112.3523346.6

 timedemoは屋外の戦闘シーンと屋内でのボスとの戦闘シーンの2つのパターンで実際にプレイしたデータを使っている。「1024×768ドット」「1152×864ドット」「1280×1024ドット」のそれぞれで「UltraQuality」「HighQuality」の計6パターンの組み合わせで大きな差は無い。屋外の戦闘シーンの1280×1024ドット、UltraQualityの組み合わせだけが120fpsを切っているが、それでも110fps台だ。

 屋内の戦闘シーンは広い屋内でのボスキャラとの戦闘だが、ここでも軒並み110fpsを超え、すべての組み合わせが誤差の範囲内に収まってしまっている。timedemoのスコアから判断すれば、1280×1024ドットのUltraQualityでも快適にプレイできるはず。かようにAthlon 64 FX-57とGeForce 7800GTXのNVIDIA SLI構成の持つパフォーマンスは「凄まじい!」のである。

 筆者のPCゲーム環境「800×600ドット」「MidiumQuality」は、Athlon 64 FX-57とGeForce 7800GTXのNVIDIA SLI環境のおかげで「1152×864ドット」「HighQuality」の世界にレベルアップした。一度より高解像度高画質の世界を知ってしまうと、低解像度の画面の粗が気になってしまい、低解像度環境に戻りたくなくなる。屋内の戦闘シーンで多くなる「斜め直線部分のジャギー」がとくに気になってしまい、プレイに熱中できなくなるのだ。

 登場から間もないこともあって、最適環境の評価が定まっていないQuake 4だが、さすがゲームPC最強タッグ「Athlon 64 FX-57」と「GeForce 7800GTXのNVIDIA SLI」環境だけあって、Quake 4を快適にプレイできるパフォーマンスを文句なく備えている。リーズナブルになっている19インチの1280×1024ドット表示の液晶ディスプレイを使って高解像度でプレイしたい、というゲーマーには魅力的な組み合わせになるだろう。

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