ミントウェーブはこのほど、ネットワークブート型シンクライアントシステム「VID」を採用するスリムブック型モデル「MiNTPC ridotto A-PA」、超小型筐体採用モデル「MiNTPC ridotto S-PA」のシンクライアントPC計2モデルを発表、2006年1月初旬より出荷を開始する。価格はオープン。
MiNTPC ridotto A-PAおよびMiNTPC ridotto S-PAは、サーバからOSを起動するネットワークブート「VID」に最適化されたシンクライアントPC。双方とも標準でHDDレス仕様となっており、情報漏洩の防止やセキュリティコストの低減、ソフトウェア資産の一元管理などを容易に実現できる。
MiNTPC ridotto A-PAは、スリム型筐体を採用するモデルで、マザーボードにIntel 945G Expressチップセット搭載製品を採用。Pentium 4 660(3.6GHz)/650(3.4GHz)/630(3GHz)搭載モデル、およびCeleron D 331(2.66GHz)搭載モデルをラインアップしている。本体サイズは88(幅)×327(奥行き)×345(高さ)ミリ。
MiNTPC ridotto S-PAは、68(幅)×290(奥行き)×182(高さ)ミリのコンパクト筐体を採用するモデル。マザーボードにはIntel 915GV Expressチップセット搭載製品を採用し、Pentium 4 630(3GHz)搭載モデル、およびCeleron D 331(2.66GHz)搭載モデルをラインアップする。
双方とも搭載メモリと光学ドライブのカスタマイズに対応。メモリは512Mバイト〜2Gバイト、光学ドライブはCD-ROM/DVDコンボドライブ/DVDスーパーマルチドライブを選択できるほか、光学ドライブ未搭載とすることも可能となっている。
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