今週水曜、MSI製microATXマザー「K8NGM2-FID」が登場した。価格は1万4000円前後で、各ショップの在庫は少数だ。
K8NGM2-FIDは、GeForce 6150+nForce 430搭載のSocket 939マザー。アナログVGAとDVI-Dをオンボード搭載し、PCI Express x16スロットを1基、ギガビットLANポートなどを備える。HDTV出力にも対応しており、付属のボードを接続して利用する仕組みだ。
GeForce 6150チップセット搭載にてオンボードDVI出力に対応するモデルとしては、ASUS「A8N-VM CSM」、Albatron「KM51PV」に続き3製品めになる。
入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「同チップセットを採用した製品が10月頃から出回っていますが、HDTV出力ができるKM51PVの数が少なかったためか、今回はかなりよく売れています。MSIとしても年内に出したかったのでしょう。それにしてもニーズが多そうなこの製品を、年末商戦時期にぎりぎり間に合わせたのにはかなり評価できます」と話す。
製品 | MSI「K8NGM2-FID」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップ・アーク | 1万3650円 |
BLESS秋葉原本店 | 1万3800円 |
高速電脳 | 1万3800円 |
ツートップ秋葉原本店 | 1万3980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 1万3980円 |
MSIだけでなく、各メーカー(およびメーカー代理店)はまもなく年内の出荷を終了するが、22日になっても年内に登場する予定ながら入荷されていない製品がいくつもあるという。
某ショップは「急いで製造し、最終チェックで引っかかるケースはいつも多いです(笑)。今日の時点で入荷しなかった製品は、来年に持ち越しだと諦めていますが」と話す。
ところが、来週早々にCrossFire対応のIntel 975Xチップセット搭載マザーが出回るのではという噂が複数のショップで聞かれた。同チップセット搭載製品で年内の出荷を予定しているのは、ASUS「P5WDG2-WS」とギガバイト「GA-G1975X」。このうち「P5WDG2-WS」が早ければ週末に登場し、「GA-G1975X」が年内ぎりぎりに滑り込むのではと予想されている。そうであれば今年最後の大物となりそうで、おおいに期待したい。
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