きょうは史上最強のデュアルコアプロセッサ「Athlon 64 FX-60」を試してみたCPU(2/5 ページ)

» 2006年01月10日 14時01分 公開
[笠原一輝,ITmedia]

圧倒的な性能を発揮するAthlon 64 FX-60

 それでは、ベンチマークテストから、Athlon 64 FX-60の性能に迫ってみたい。ベンチマークに関しては、Pentium XE 955のレビューと同じものを利用している。比較データとしては、Pentium XE 955、Athlon 64 FX-57、同55を用意した。また、今回のテスト環境は、Pentium D 920のレビュー記事と同じものである、Athlon 64 X2やPentium Dなどと比較したい場合は、そちらも参照していただきたい。

CPUAthlon 64 FXPentium XE
チップセットnForce4 SLI x16Intel 975X
マザーボードA8N32-SLI DeluxeD975XBX
メモリDDR400DDR2-667
メモリモジュールPC3200(3-3-3)PC2-5300(5-5-5)
容量1GB
ビデオチップNVIDIA GeForce 6600(300MHz)
ビデオメモリ256MB(500MHz)
ビデオドライバNVIDIA ForceWare 80(v81.89)
標準解像度1024x768ドット、32ビットカラー
ハードディスクWesterDigital WD360
フォーマットNTFS
OSWindows XP Professional+ServicePack2+DirectX9.0c
 テストで用いたシステム構成

SYSmark2004 SE/Office Productivity

 SYSmark2004 SEのOffice Productivityはオフィスワーカーがプレゼン資料を作成する過程をシミュレートしたベンチマークテストだ。実在のオフィスアプリケーションを利用しているため、ユーザーの実利用環境に近い結果が出ると言われている。

 Athlon 64 FX-57はPentium XE 955と同等のスコアになっていたが、Athlon 64 FX-60の結果は両者を上回っている。Office Productivityではマルチスレッド実行されるアプリケーションはほとんどなく、マルチタスクでアプリケーションを動作させる程度なので、デュアルコアの恩恵はあまり大きくないが、それでも動作クロックが早いAthlon 64 FX-57を上回っているのに注目したい。

SYSmark2004 SE/Internet Content Creation

 SYSmark2004 SEのInternet Content Creationは、コンテンツを作成して最終的にWebページを作るまでの過程をシミュレートするベンチマークソフトだ。コンテンツの編集をする性能の目安になる。

 このテストではマルチスレッドで実行されるアプリケーションが多数含まれているため、デュアルコアのAthlon 64 FX-60がFX-57などを大きく引き離した。同じデュアルコアCPUであるPentium XE 955との比較でも、Pentium XE 955のスコア「307」に対してFX-60は「340」とこちらも大きく引き離している。

TMPGenc 3 XPress フレームレート

 TMPGenc3 XPressを利用して、8MbpsのMPEG2を3MbpsのWMVに1パスでトランスコードする時間を計測し、時間でフレーム数を割ることでフレームレートを計算している。こうしたトランスコードのアプリケーションは、アプリケーションそのものがマルチスレッドに対応していることもあり、デュアルコアCPUは有利になる。そのため、Athlon 64 FX-60の結果はAthlon 64 FX-57から76%、同じ動作クロックのAthlon 64 FX-55からは89%も向上している。なお、Pentium XE 955との比較でも、Athlon 64 FX-60のスコアが上回っている。

CineBench 2003

 MAXON ComputerのCineBench 2003は、3Dの画面をレンダリングする処理でCPUの性能を計測するベンチマークプログラムだ。レンダリングはシングルCPU時と、マルチCPU時の両方が計測されていている。マルチCPUとしてレンダリングした場合、デュアルコアの効果が大きい。やはり、同クロックのAthlon 64 FX-55に比べると、Athlon 64 FX-60は87%の性能向上を見せている。このテストでもAthlon 64 FX-60はPentium XE955のスコアを上回っている。

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