ThinkPad X60を分解して、見た!フォトレビュー(1/2 ページ)

» 2006年02月20日 14時56分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 前回は1.8インチHDDを搭載して「軽さ」をアピールしたThinkPad X60sを紹介した。ここでは、2.5インチHDDを備えることで、よりパフォーマンスを重視したX32の後継となるThinkPad X60の中身を拝見しよう。

▼注意▼

製品を分解/改造すると、メーカー保証は受けられなくなります。内部で使用されている部品などの情報は編集部が使用した機材のものであり、すべての個体にあてはまるものではありません。

ボディの底面積はX41と共通

 まずは、ThinkPad X60の天面と底面の写真から。天面から見た場合は、従来のX41(4セルバッテリ−装着時)とほぼ区別がつかない。底面積も268(幅)×211(奥行き)ミリと共通だ(厚さは異なる)。X32は273(幅)×223(奥行き)ミリなので、7%ほどコンパクトになった。

X60の天面。おなじみのIBMとThinkPadのロゴがある。底面積はX41と同じだ
X60の底面。メモリースロットが2基に増え(対X41比)、最大2Gバイトまで搭載可能になった
こちらはX60(上)とX60s(下)の左側面。X60はヒートシンク+冷却ファン部が6ミリ厚いだけに、その違いが見ためにも現れている

Windowsキーとアプリケーションキーを追加

 ThinkPad X60のキーボードは、Windowsキーなどを追加した新タイプのもので、X60sと共通化されている。キーピッチは18.5mm、キーストロークは2.5mmだ。X41と比較して、右Altキーがアプリケーションキーに変わり、Windowsキーが左Ctrlキーと左Altキーの間に加わった。これらにキーを追加することよりも、まずはEnterキー周辺の縮小ピッチ(約14mm)を改善してほしかったと思うのだが、いかがだろうか。写真は、順にキーボードユニット、パームレスト部を外したところ。

キーボードユニットは、底面のネジを4本外すだけで取り除ける。なお、ボディ底面のスピンホールが2つに増え、キーボードに液体をこぼした時の排出能力が強化された。

ボディサイズを維持しつつ、2.5インチHDDを搭載

 X41と最も異なるのが、HDDに2.5インチタイプを搭載した点だ。これは、後述するマザーボードの小型化が大きく貢献している。HDDはSerial ATAを採用しており、X60のBTOでは100G/80G/40Gバイトから選べる(いずれも5400rpm)。ちなみに、X60とX60sのボディは共通化されおり、X60sでも2.5インチHDDを内蔵できる。むしろ「最軽量」を最優先する場合を除いて、2.5インチHDDを選択した方が容量・性能の両面で有利だ。

HDDユニットはネジを1本外すだけで着脱可能だ。ちなみに、X60sは六角形のトルクスネジになっている。評価機に装着されていた2.5インチのドライブは80GバイトのSerial ATAで、両脇がゴム製のダンパーでカバーされている
写真はX60sのHDDベイで、1.8インチHDDに変換アダプタを装着して、2.5インチのベイに取り付けられている。右隣はX60sのHDDコネクター部分で、Marvell製の変換チップが実装されているのが分かる



パームレスト右側部分に、2つのMini PCI Expressスロットを用意。日本ではデュアルスロット構成のモデルが未発売のため、1基のスロットはシルク印刷のみとなっている。将来的にはワイヤレスWANやIEEE802.11n用のモジュールなどにも対応が可能という
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