レビュー
» 2006年05月31日 11時00分 公開

MacBookと暮らした1週間――白黒MacBook徹底レビュー (2/4)

[こばやしゆたか,ITmedia]

ひざの上で使うとかなり熱い

 さて、地下鉄に乗ってひざの上に置いて使っていると、左足がとっても熱くなることに気が付いた。そこで温度を測ってみた。まず、MacBook黒の底面、ちょうどSキーの真裏あたりに熱電対をアルミテープで貼り付ける。筆者の机の上には放熱のためにアルミ板が貼ってあるので(これでは条件がよすぎる)、机上にCDケースを並べ、その上にマシンを置く。この状態でHDDに入っている動画データの圧縮作業を行う。

 右の写真はその結果だ。55度を超えたあたりでファンが回りだし、そのあとは55度から56度程度で安定する。また、HDDの真上にあたる左パームレストもかなり熱くなるので計ってみたら48度ほどあった。

 ところでひざの上でキーボードを叩いていると、手首がちょっと痛くなる。MacBookはキーボード面の周囲が面取りされていないのだ。外枠の上にキーボード一体の上面パネルがはまり込むという構造をしているのだけど、このフレームの角がキーを打つときに手首の位置にくる。このため手首の辺りがふっくらしている人だと角がぶつかって痛いのだ。iBookではこの部分が面取りされていたので問題なかったのだけれど。

MacBookの角(写真=左)はiBook(写真=右)の様に丸くなっていない

液晶をとめるマグネットは、実は強力でした

 初代のシェル型iBook以来、久しぶりに液晶パネルをとめるノッチがなくなり、マグネット式になった。今回の大幅なモデルチェンジの中では地味な変更なのだけど、これが意外にも快適なのだ。そのせいで、MacBookの試用が終わった後に自分のiBook G4を使うと、液晶を開くためにノッチを押すのが面倒に感じられるようになってしまった。

 なお、ムーディ氏とのMacBookインタビュー記事の中で「ゼムクリップを近づけてみたのだけど、吸い付いてくっつくというほどのことはなかった」と書いたが、これは間違い。磁石は実際には液晶側にあって、その強さは下の写真を見れば分かる。

60GバイトのiPod(157グラム)もがっちり固定

DVDドライブのリージョンコード

 試用したMacBook黒のDVDドライブは松下電器産業製のUJ-857(ただ、これは今後ロットによって変わる可能性がある)。少し気になったのはドライブのリージョン指定だ。DVD映画でも見ようと思って市販DVD(*3)を入れたところ、下のダイアログが表示された。

日本で売っているマシンなのに、なんでリージョンコードが「1」(アメリカ)になっているんでしょうかと、思わず画面に問いかけてしまった

 初心者がMacBookを買ってきて、DVDを見ようとしたときにいきなりこのダイアログが出たらびっくりするだろう(“リージョンコード”という、あまり一般的ではない用語が、このダイアログの中だけで7回も繰り返されている)。これは日本の「2」にしておいて欲しい。それでなくてもリージョンコードの書き換え回数は有限(5回)なのだ。なんだか1回損した気持ちになってしまう。

 もう1つ、筆者も最初は勘違いをしていたのだけど、MacBookのDVD-Rの書き込みは一層のみだ。試しにDVD-R DLとDVD+R DLの生ディスクを入れてみたが、認識もしなかった。もちろん別のマシンで書き込んだ2層DVDはちゃんと認識して内容も読める。


*3 「ペンギン物語」(REDV-00329)

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