MacBookと暮らした1週間――白黒MacBook徹底レビュー(3/4 ページ)

» 2006年05月31日 11時00分 公開
[こばやしゆたか,ITmedia]

バッテリーの駆動時間測定

 モバイルマシンとしてはバッテリーの持ち時間も気になる。そこで、バッテリーをフル充電し、AppleScriptを使用してACアダプタを外してから強制スリープするまでの時間を計ってみた(*4)。バッテリーベンチは時間のかかるものなので、さすがに1回ずつしか測定していない。なお、音量は最大、画面輝度は50%、バックライトは常時点灯にし、AirMacとBluetoothはどちらもオンの設定だ。

MacBook黒
DVD視聴(自動ループ) 3時間36分
iTunes再生 3時間31分
なにもしない 4時間28分

 バッテリー駆動の公称値は最大6時間となっているが、それには遠く及ばない。バックライトを50%でつけっぱなしにしたのがいけなかったのだとは思うが、でも普段使うときはバックライトはずっとついているだろう。ちなみに、MacBook白でも同様に計ったところ、何もしないで放置した場合の駆動時間は4時間22分だった。この場合CPUの差はほとんどないらしい。

セーフスリープに対応

 Mac OS Xはスリープからの復帰が速いのもウリだ。これはMacBookでも健在で、実測したところスリープ復帰は約3.4秒、すぐに目を覚ましてくれる。さらにMacBookはセーフスリープにも対応した。

 セーフスリープは昨年秋のPowerBookから実装されたもので、いわゆるハイバネーションのことだ。MacBookの液晶を閉じると、HDD内の/var/vm/にsleepimageというファイルが作成される。

/var/vm/sleepimage

 普通にスリープから覚めるときには、このファイルは使わずにメモリに保持されたデータで目覚めるのだろう。そうでないと3.4秒で復帰するのは無理だ。でも、スリープ中にバッテリーが切れてしまったとき、もっと極端にはバッテリーを抜いてしまったときには、sleepimageのデータを使って目覚めることになる。つまり、MacBookではスリープ中のバッテリー交換も可能なのだ。

 このときは復帰にパワーキーを押す必要があり、目覚めには22秒ほどかかる。復帰中にはグレー表示の上でプログレスバーが進むというちょっと見慣れない画面になる。

 なお、(バッテリーを抜く以外に)強制的にセーフスリープにするという方法は用意されていないようだ(*5)。


*4 1分に1回、現在時刻を記録するだけ。記録が途切れたところがスリープした時刻だ。なお、記録はメモリ内に記憶し、終了時にファイルに書き出すようにした(つまり、測定中にハードディスクは使っていない)。

*5 評価期間が終わった後にDeep Sleep(http://www.dashboardwidgets.com/showcase/details.php?wid=1352)というWidgetを発見した。MacBookで使えるかどうかは未確認。

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